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動悸、息切れの原因は自律神経?その対処法とは?
動悸や息切れの原因とは何でしょうか?
自律神経の乱れもひとつの原因。そこで動悸や息切れの症状、原因、解消法についてくわしく紹介します。
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【目次】
動悸、息切れの症状とは?
動悸や息切れを感じることは日常生活で珍しいことではありません。
運動不足の人が階段をのぼったり久しぶりにスポーツで体を動かせば、動悸や息切れがしてもおかしくないですし何も気にすることはありません。
動悸や息切れ自体を心配するよりは、運動不足を自覚してなるべく体を動かすようにする方が大切ですね。
でも激しい運動をしているわけでもないのに、興奮しているわけでもないのに、動悸や息切れがしたり、血圧が上がったり、胸に圧迫感を感じたり、ということがあります。
いろいろな病気が原因で動悸や息切れが起こることがあります。しかし検査をしても異常がないようなら自律神経の乱れが原因の「動悸・息切れ」ではないでしょうか?
また似ているもので不整脈もあります。不整脈についてはこちらをご覧ください。
不整脈の原因・症状・解消法について
では次は自律神経の乱れからくる動悸・息切れはどういった原因で起こるのかについてお伝えします。
※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「自律神経失調症」
動悸、息切れの原因とは?
動悸や息切れのおもな原因のひとつはストレスによる自律神経の乱れ。交感神経がいつも優位になっている状態ですね。
※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレス」
ストレスを受けると交感神経が優位になって筋肉が固くなり、その中を通っている血管はギューッと細くなります。
ホースをギュッと握ったら、水が勢いよくピューッと出ますよね。血液も同じ。血管も細くなると血液がピューッと流れます。
つまり細くなって流れにくくなった血管に血液を流すために、ポンプの役割である心臓は必死に血液を送りこみます。
こうして「よいしょっ!よいしょっ!」と必死に心臓が動いていることが動悸・息切れの原因です。
息切れの原因と対処法はこちらでもくわしく紹介しています。
息切れの原因は自律神経!?その特徴とすぐできる解消法をご紹介!
ではそんな動悸や息切れの対処法には何があるのでしょうか?
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動悸、息切れの対処法とは?
ストレスだけが動悸・息切れの原因ではありませんが、検査で異常が見つからない場合はストレスによる交感神経の緊張が原因である「動悸・息切れ」ではないでしょうか。
この場合は自律神経の乱れ、つまりストレスの多い生活で交感神経ばかりがはたらいて副交感神経が十分にはたらいていないことが大きな原因のひとつ。
ですので、動悸や息切れを解消するには、根本的な原因である「ストレス」を減らすこと、そして、自律神経を整えて副交感神経を優位にすることが大切です。
※交感神経と副交感神経についてはこちらでくわしく紹介しています。
交感神経と副交感神経のしくみとはたらき-バランスが乱れる原因は?
とはいえストレスを減らすことはそう簡単ではないでしょうから、乱れた自律神経を整えることがポイントとなってきます。
自律神経を整えるために毎日の生活の中でできる工夫もあります。
どんな食べ物がいい?どんな運動がいい?お風呂の入り方は?眠りを深くするには?など。
ふだんの生活で自律神経を整える(副交感神経を高める)方法はこちらで紹介していますので参考になさってください。
副交感神経を高めるためにスグできる10の方法とは?
以上、動悸・息切れの原因や対処法についてお伝えしました。
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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