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起立失調症候群の症状・原因・対処法について

めまい

起立失調症候群は「起立性調節障害(OD)」とも言われます。

自律神経のバランスの乱れによって起こる自律神経失調症のひとつ。寝ている状態から起き上がった時に血管の調節がうまくいかず、立ちくらみやめまいなどの症状が出るものをいいます。

小学校高学年から中学生などの思春期の人や初老期の人に多くみられ、やせている人、青白い顔の人、神経質な人にあらわれやすい傾向があります。

起立失調症候群の中でも思春期にあらわれるものを「起立性調節障害(OD)」と呼びます。

そんな起立失調症候群の症状、原因、対処法についてお伝えします。

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【目次】

起立失調症候群の症状

代表的な症状はめまいや立ちくらみ。立ち上がった時や、長時間立っている時に起きやすくなります。

その他にもこのような症状があります。

  • 立ちくらみ、めまいを起こしやすい
  • 立ち続けていると気持ち悪くなり、ひどいと倒れる
  • 入浴時や嫌なことを見たり聞いたりすると気分が悪くなる
  • 少し動いただけで動悸や息切れがする
  • 寝起きが悪く午前中は調子が悪い(昼夜逆転による睡眠障害)
  • 顔色が青い
  • 食欲不振
  • 腹痛(下痢)
  • 疲れやすい
  • 頭痛
  • 乗り物酔い

起立失調症候群の原因

私たちは、立ち上がると重力によって血液は下半身へ移動します。下半身に血液がたまらないように、下半身の血管を収縮させて(ちぢませて)心臓へ血液を戻しています。

起立失調症候群になると血管の収縮がうまくできないので、下半身に血液がたまってしまって心臓へ戻ってくるはずの血液が少なくなります。なので、心臓から全身へ送りこむ血液も少なくなってしまいます。

この結果、脳へ届くはずの血液も少なくなってしまうので、貧血、立ちくらみ、めまい、気分が悪くなって倒れる、といった症状が起きてしまうのです。

思春期に多い起立性調整障害についてはこちらでくわしく紹介しています。
起立性調節障害の症状・原因・対処法とは?

起立失調症候群の対処法

起立失調症候群の対処法は、規律正しい生活をして体調を整えることが大切。

食事を1日3回、決まった時間に食べるようにしたり、夜ふかしをしないで十分な睡眠をとるように心がけましょう。

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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