膀胱神経症とは?その症状・原因・対処法について
膀胱神経症とはどのような状態のことをいうのでしょうか?
膀胱神経症は、頻尿や残尿感などを自覚するにもかかわらず、検査をしても異常がみられないもの。
そんな膀胱神経症の症状、原因、対処法についてお伝えします。
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【目次】
膀胱神経症とは?
膀胱神経症とは、頻尿、残尿感、下腹部の不快感などはっきりと自覚症状があるのに、検査をしても腎臓や膀胱などに異常がみられない症状の病気です。
特に更年期女性に多く見られる傾向があり、膀胱炎と似た症状があらわれます。
何かに熱中している時や夜眠っている時などは、尿意は気になりません。逆に、尿意を気にしたり、意識すれば意識するほど我慢できない傾向があります。
膀胱神経症の症状
膀胱神経症の症状としては、頻尿、疼痛(痛み)、尿意切迫感(尿意を感じると我慢ができない)がおもなもの。
疼痛(痛み)は膀胱におしっこがたまっている時に痛みを感じることが多いです。痛む場所も、膀胱、骨盤のまわり、下腹部、ふともも、膣、外陰部と個人差があります。
性交時や飲食物(コーヒー、紅茶、アルコール、たばこなど)によって症状が悪化したり、女性においては月経時に症状が悪化することもあります。
膀胱神経症の症状は、強くなったり弱くなったり、消えたと思ったらまた現れたり、と変化する傾向があります。
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膀胱神経症の原因
膀胱神経症の原因は精神的・心理的なものが多いようです。
不安やストレスが多いと交感神経が刺激されて、自律神経のバランスが乱れます。
吸収・排泄は自律神経がつかさどっていますが、ストレスによって交感神経が刺激されると膀胱が小さくなるので十分に尿をためておくことができず、頻尿やひいては残尿感を感じます。
そしてさらにこの症状のことが気になってしまって、その不安がさらに交感神経を刺激して、と悪循環になります。
睡眠中に尿意をもよおさないでいられるのは「眠っていてこの症状のことを意識していないから」と言えるでしょう。
膀胱神経症をやわらげるには?
膀胱神経症をやわらげるには、交感神経をおさえて副交感神経を優位にすること(自律神経を整えること)が大切。
副交感神経が優位になれば、膀胱も広がって頻尿もやわらいできます。体だけでなく精神的にもリラックスできて、不安やストレスもやわらぎます。
そこで、普段の生活の中で「副交感神経を優位にする(自律神経を整える)方法」を紹介します。
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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