原因はストレス!?神経性嘔吐症の症状・原因・対処法とは?
吐き気をもよおすことが多い。嘔吐することもある。そんな悩みをかかえていませんか?
神経性嘔吐症とは、体には異常がないのにストレスなどによって吐き気や嘔吐をもよおすもの。自律神経と深い関係にあります。
そんな神経性嘔吐症とはどのようなものか?特徴的な症状、原因、ふだんの生活でできる対処法についてお伝えします。
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【目次】
神経性嘔吐症とは?
神経性嘔吐症とは、特に病気でもないのに頻繁に吐き気をもよおしたり嘔吐(おうと)をくりかえす症状のことを言います。
おもな原因は精神的なストレス。もともとは子供の多い症状でしたが、大人でも起こるケースが増えてきました。
子供に多い理由は脳の発達状態。脳の「嘔吐中枢」という部分が十分に発達していないことが原因で、すこしの刺激でも吐き気を感じたり吐いてしまうことが多いのです。
特に神経質で繊細な性格であったり、転校・引越で環境が変わったり、運動会・学芸会・定期テストなどのイベントによるストレスが原因で起こりやすくなります。
神経性嘔吐症の症状
おもな症状はひんぱんに嘔吐をくりかえすもの。
毎日、毎朝、というケースも少なくありません。嘔吐まではいかなくても、よく吐き気がしたり胃が気持ち悪いと感じるケースも多くあります。
大人の場合は、上司との人間関係に強いストレスを感じて嘔吐したり、会議やプレゼン前の強い緊張感で吐き気をもよおす、といった症状となります。
また嘔吐や吐き気はあるけれども、腹痛は感じない、便通にも異常がない、というのもこの症状の特徴の1つです。
自律神経が原因の吐き気や嘔吐についてはこちらでもくわしく紹介しています。
吐き気や嘔吐も自律神経が原因!?その場合の症状と2つの対処法
次は、神経性嘔吐症の原因について、お伝えします。
神経性嘔吐症の原因
おもな原因は精神的ストレス。
子供の場合は、脳の中の「嘔吐中枢」とよばれる部分が未発達なことが原因で、すこしの刺激でも症状があらわれることがあります。必ずしもストレスだけが原因ではない、ということですね。
ただ大人の場合はおもな原因は強い精神的ストレスと考えられています。
たとえば……
- 上司との人間関係がうまくいっていない
- 仕事において強いストレスを感じている
- 育児で朝から晩まで疲れきっている
- 転勤や引越で生活環境が急に変わった
- 学芸会・運動会などPTA関連で学校のイベントがゆううつ
- ストレスを発散できていない(ためこんでいる)
このような場合に、症状があらわれやすくなります。
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ふだんの生活でできる対処法とは?
ストレスをためない、発散する
体に原因があるわけではなく精神的なストレスが原因で起こるのが「神経性嘔吐症」。ストレスを感じない、ためない、発散する、といったことが大切です。
とはいえ、ストレスを感じない、ためない、というのは簡単ではありませんし、症状が毎日、数ヶ月も続くというのはつらいことでしょう。
まずは心療内科で診察を受けるのも解決法の1つ。
西洋薬や漢方薬で症状をやわらげるのもいいと思います。心療内科で医師と話すことで、今までは自覚していなかったストレスに気づけるかもしれません。
今のストレス状態は? 何にストレスを感じているの?
医師と一緒に見つめなおすことも、嘔吐症の改善には大切なことだと思います。
ストレスで緊張した体をほぐす
また精神的なストレスは交感神経を優位にして 体をかたく緊張させてしまう。これでは体に大きな負担となってしまいます。
ですので、体をほぐすことはとても大切。ふだんの生活の中でこまめに体をほぐすことが大切 ですね。
- 肩、腕、太もも、ふくらはぎをもみほぐす
- バスや自転車を徒歩にして筋肉を動かす
- 深い呼吸(鼻から吸って口から細くゆっくりと吐く)
- 41度以下のお風呂にゆったり15分
- お風呂あがりや寝る前にストレッチ
固くなった体をこまめにほぐすよう心がけましょう。
以上、神経性嘔吐症についてお伝えしました。
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※参考サイト:厚生労働省 みんなのメンタルヘルス「ストレスって何?」、「ストレスをためない暮らし方」、e-ヘルスネット「自律神経失調症」
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