偏食は自律神経の乱れに!食生活のバランスを整える手軽な方法とは?

偏食は思っている以上に体にとって悪影響を及ぼしています。

特に自律神経の乱れを整えるためには、一日3回の食事はもちろんのことその内容もとても大切。かたよった食事内容では健康もままなりません。

私たちの体を作っているのは毎日の食べ物や飲み物。偏食をしていると栄養までかたよってしまうだけでなく、かたよった栄養ですら体に吸収されずに排出されてしまうことも。

そこで偏食を改善して体をしっかり回復する方法を紹介します。

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【目次】

嫌いではないのに食べていないもの、ないですか?

偏食を続けていると体にも精神的にも不調があらわれます。体の調整機能を高めるために偏食をやめてバランスよい食事を心がけましょう。

偏食をやめるといっても「嫌いなものでも食べなさい」ということだけではありません。

  • 煮魚は好きだけど、最近食べてないなぁ
  • 野菜の煮物は好きだけど、最近食べてないなぁ
  • 大豆は好きだけど、最近食べてないなぁ

つまり「好きだけど最近食べていないものはないですか?」ということです。

好きだけど最近食べていないものがいろいろある。普段食べるものがかたよってしまっている。という意味での偏食を改善するだけでも、栄養をまんべんなく摂り入れることができます。

忙しい毎日のなかで あれやこれや作るというのは大変かもしれませんが……

  • 外食をする時は和食屋さんや定食屋さんにする
  • ランチのお弁当を買うときはお店を変えてみる
  • いつものお味噌汁を豚汁に変えるなど野菜たっぷりにする
  • 煮魚の缶詰などを利用する
  • いつものサラダに大豆の水煮などを加える

といったかたちで、ちょっと変えたりちょっと加えたりの工夫なら手軽にできるのではないでしょうか。

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野菜たっぷりのお味噌汁やポトフで偏食を改善

偏食を改善するといっても難しく考える必要はありません。この4種類を組み合わせて食事をとりましょう。

  • 主食:ご飯、パンなど
  • 主菜:肉、魚など
  • 副菜:野菜、海藻、きのこ類など
  • 汁物:味噌汁、スープなど

具だくさんのお味噌汁はおすすめ。わかめ、豆腐、高野豆腐、えのき、かぼちゃ、にんじん、キャベツ、小松菜、じゃがいも、玉ねぎ、大根など、たくさんの食材を入れてみましょう。

海藻、大豆たんぱく、きのこ、緑黄色野菜、根菜などたっぷりで、ミネラル、大豆たんぱく、イソフラボン、食物繊維、ビタミンA、C、E、鉄分、アリシンと、栄養も一度にたくさんとれます。

大きめのお鍋で作ってボリュームたっぷり。手間も省けますし、副菜と汁物が一緒に食べられます。

夕食の分と朝食の分を一緒につくっておけば、忙しい朝でもいろんな食材が一度に食べられますね。

洋風でいえば、コンソメ味ならポトフになりますし、トマトの水煮缶やトマトジュースを入れればミネストローネに。

いろんな野菜やベーコン、豚肉、大豆、マカロニなど、こちらもたくさんの食材をあれもこれもいれて煮込むだけ。

大豆の料理、海藻の料理と考えるとたいへんですが、お味噌汁やスープにしてなんでもかんでも入れてしまえば簡単!ぜひ取り入れてみてください。

ちょっとしたアレンジで偏食を改善

1日30品目と言いますがきっちり30品目食べるのも大変。完璧にやろうとすると続かなかったり疲れます。

そこでちょっとしたアレンジで少しでもいろんな食材をとることができる工夫を紹介します。

  • いろんな野菜や果物でミキサーを使ってジュースにする
  • いろんな野菜やきのこや大豆や海藻を入れたスープにする
  • いろんな野菜やきのこなどを入れた雑炊にする
  • 鍋料理にして肉・魚・野菜・きのこを入れる
  • 外食では丼ものやパスタといった単品ではなく定食にする
  • 白米ではなく雑穀米・玄米・胚芽米に変える

このような工夫でいろんな食材をまんべんなく食べるようにしましょう。

さて、疲れがとれない、体が重たい、いまひとつ調子が……というあなた、体が固くなっていませんか?

不調を解消するには体をほぐすことが大切!そこですばやく簡単にゆるめる方法をご紹介します。
ゆるめて軽い体になる方法とは? >>

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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