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自律神経を整える音楽とは?種類や聴くタイミングなど
音楽は自律神経を整える方法として効果が期待できます。
大好きなジャズやロックでいい気分になることもあれば、静かな癒しの音楽で安らかな気分になることもありますよね?
最近では、脳を活性化して集中力を高める音楽もあれば、聴くだけで便秘を解消する音楽といったものまで。音楽は心にも体にもいろいろな影響を与えているのです。
そこで、どんな音楽を聴くのが効果的なの? いつ聴くのがいいの? などについてわかりやすくお伝えします。
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【目次】
音楽は自律神経失調症の改善に効果的?
自律神経には心身を興奮(緊張)状態にする『交感神経』と、リラックス(休息・回復)状態にする『副交感神経』があります。
自律神経失調症とはストレスなどによってこの2つのバランスがくずれている状態のこと。
特に交感神経が高まり過ぎてしまっている傾向があるため、常に神経が張り詰めた感じになっています。
そんな自律神経に対し、音楽はダイレクトにはたらきかけることができるのです。
音楽を聴くことによって心も体もリラックスモードに入ると、副交感神経のはたらきが高まります。
その結果、反対に交感神経が落ち着いてくれるので、自律神経のバランスがよくなってきます。さらにリラックスすることによって、アルファ波が増えてきてストレスが軽くなるメリットもあります。
どんな音楽が効果的?
効果的な音楽は、あなたが聴いていて心が安らぐと感じるものですね。
『ヒーリング音楽』というものも非常に多くなってきました。それこそ「ストレスをやわらげるCD」というのもあるでしょう。だからといって、それがあなたに合うとは限りません。
あくまでも、あなたが聴いていて「気持ちがいいなぁ」、「癒されるなぁ」と感じる音楽が一番いいのです。
それがクラシックであれ、ジャズであれ、オルゴールであれ、クリスタルボウルであれ、自然の音であれ、気持ちいいと感じる音楽を聴きましょう。
アップテンポの音楽だって効果的
静かな音楽だけが効果的、ということはありません。アップテンポの音楽を聴くと興奮状態になってしまうからよくない、と考える人もいるでしょうが、そうとも限らないのです。
確かに、アップテンポの曲は興奮しやすく交感神経になりやすいかもしれません。ですが、同じ交感神経でも……
- 苦手な上司と一日じゅう一緒に外回りをした後
- 大好きなアーティストのコンサートに行った後
気分はまったく違いますよね?
かたや、どっと疲れて緊張から頭痛がする。かたや、最高の気分でストレスも発散できて楽しかった時間に大満足。どちらがプラスなのか、はっきりしていますよね?
軽快なリズムの音楽は心がウキウキ楽しくなるので、これはこれで効果的。静かで落ち着いた音楽も気分がゆったりリラックスするので効果的。
「こういう音楽を聴かなきゃ!」とするのではなく、今あなたが聴きたい音楽を気持ちよく聴く、というのが一番の方法なのです。
さて、音楽だけでなく「自然の音」もとても人気があります。しかし……
自然音CDもピンからキリまで
癒しの音楽として「自然音CD」はとても人気のあるものではないでしょうか。鳥の声や波の音だけを収録したものもあれば、音楽と自然の音が一緒になったものもあります。
しかしその中身はピンからキリまで。
鳥のさえずりから波の音までいろいろあるという意味ではありません。品質のすばらしいものから残念なものまである、という意味です。
自然音の収録は至難の業
なぜなら、自然の音を収録するのは実はとても困難な仕事。
「ただ川の音を録音すればいい」というのなら簡単かもしれません。でも川に行けば鳥も飛んでいるでしょうし、風に木々の葉が揺れる音も聞こえるでしょう。
これらすべてが「本当の自然音」。まるでその場にいるかのように聴こえる自然音を収録するのは至難の技なのです。
あまり人が来ないような山奥に分け入っても、早朝から釣り客の車、工事の車、上空には飛行機。心から癒される自然音を録音するチャンスは朝4時頃の1時間程度なのだそうです。
安価な自然音CDは、収録した後に車や飛行機の音を消す加工をしていたり、川の音だけ、鳥の声だけ、といった一方向からの音だけを録音したものなどが多いとか。その不自然さはごまかせません。
耳で聴いて「あ、雑音をカットしているな」なんてわからなくても、聴いていて気持ちいい~というほどではない、気がついたら聴かなくなっていた、となるでしょう。
芯から癒されるためには、安価なものではなく多少価格が高くても聴いていて心地よいと思えるものを選ぶのがポイント。
360度からありのままに聴こえる自然音を選べば、まるでその場にいるような心地よさから、深く癒されることでしょう。
いつ聴くのが効果的?
寝る前に聴いたり、疲れてしまって体が重たい時などに聴くと、心身ともにコリがほぐれるような感じがするでしょう。
筋肉の緊張をほぐすためにストレッチをおこなっている時に聴くのもオススメ。副交感神経が活発化することで、筋肉の緊張がゆるみます。
音楽を聴くことで自律神経失調症の改善をうながすことは、薬と違って副作用の心配もありませんし、いつでも手軽にできるもの。
音楽はストレスをやわらげて楽しい気分にしてくれます。心地よい音楽を毎日の生活に取り入れてみましょう。
さて、疲れがとれない、体が重たい、いまひとつ調子が……というあなた、体が固くなっていませんか?
不調を解消するには体をほぐすことが大切!そこですばやく簡単にゆるめる方法をご紹介します。
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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