乳酸菌は自律神経に効果的!?多く含む食べ物や相乗効果を高める方法

乳酸菌の健康効果がとても注目されるようになりました。

ヨーグルトでもさまざまな乳酸菌によって商品が差別化されていますし、植物性乳酸菌 という言葉もよく耳にするようになりました。

すこし前までは「乳酸菌=お腹にいい」というイメージでしたが、今では「お腹にいい」程度ではおさまらないほどの健康効果に注目が集まっています。

そんな乳酸菌。自律神経に対しても効果を発揮してくれます。

どんなはたらきがあるのか、乳酸菌の多い食べ物にはどんなものがあるのか、などについて、わかりやすくご紹介します。

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【目次】

乳酸菌の効果とは?

乳酸菌はどのように効果を発揮するのでしょうか。

自律神経失調症の人は、過度のストレスによって、交感神経ばかりがはたらいて副交感神経が十分にはたらけていない状態にあります。

副交感神経は、胃や腸などの消化器系と直結。

緊張していると食欲がなくなるのも、心配ごとが解決したとたん「ホッとしたらお腹がすいちゃった」というのも、胃腸のはたらきと自律神経が密接につながっているから。

お酒を飲んだり、スイーツを食べたりしてストレスが解消できるのも、

飲んだり食べたりすると、
→ 胃腸が動き出して、
→ 副交感神経に切りかわって、
→ ストレスが解消されてラックスできる

という流れなのです。つまり、

「副交感神経になれば胃腸が動くし、胃腸が動けば副交感神経に切りかわる」

ということですね。

交感神経と副交感神経についてはこちらでくわしく紹介しています。
交感神経と副交感神経のしくみとはたらき-バランスが乱れる原因は?

乳酸菌が腸内環境を整える

交感神経ばかりがはたらいている自律神経失調症の人は、胃腸の動きがあまり活発ではありません。

食欲がなかったり、胃もたれしやすかったり、便秘がちだったり。総じて腸内環境がよくない傾向があるのです。

快便にならずに体のなかでずっと便が滞留していては、食べ物の栄養が吸収されにくいのはもちろんのこと、便に含まれている良からぬものを吸収してしまうことにもつながります。

乳酸菌がここで効果を発揮。腸内環境をよくしてくれて、腸を本来の状態への近づけてくれます。

腸がきれいになって活発になれば、副交感神経も活性化。乱れていた自律神経のバランスも整ってきます。こうして乳酸菌が効果的にはたらくのです。

乳酸菌のサプリメントも増えてきました。こちらを取り入れるのもいいですが、基本はやはり毎日の食生活。

そこで乳酸菌の多い食べ物を紹介します。

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乳酸菌の多い食べ物

乳酸菌と聞いてまっさきにイメージするのは、ヨーグルトではないでしょうか。こちらは「動物性乳酸菌」の代表です。

かたや日本人になじみの深いお漬物。お漬物に含まれているのは「植物性乳酸菌」。

このように乳酸菌には動物性と植物性の2種類があります。そしてこの2つの決定的な違いというのが、

  • 微生物と共存できるかどうか
  • 胃酸に強いかどうか

動物性乳酸菌とは?

動物性乳酸菌は単独で行動をするので、腸内にたくさんいる微生物と共存することができません。しかも胃酸にもあまり強くない。

「じゃあ、動物性乳酸菌をとっても効果ないのね?」と思われるかもしれませんが……

動物性乳酸菌は植物性乳酸菌のはたらきを強めてくれたり、単独で行動できるために分解されても腸内を刺激してくれるメリットがあります。

※植物性乳酸菌は単独になると効果が発揮できないことが多いようです。

■動物性乳酸菌の多い食べ物

  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 発酵バター
  • 乳酸菌飲料

チーズはプロセスチーズよりもナチュラルチーズの方が乳酸菌を多く含んでいます。

植物性乳酸菌とは?

植物性乳酸菌は腸内の微生物と仲良く共存することができるうえに、胃酸にも強い傾向があります。

日本人の食生活には植物性乳酸菌が古くから根付いています。ぬか漬けに代表されるお漬物や味噌など、日本の食卓に欠かせない食べ物には植物性乳酸菌がたっぷりと含まれているのです。

■植物性乳酸菌の多い食べ物

  • 漬け物(ぬか漬け)
  • 味噌
  • しょうゆ
  • 納豆
  • 塩麹
  • キムチ
  • ザーサイ
  • サワークラウト(キャベツの塩漬け)

味噌などに含まれる乳酸菌は胃酸に強い性質を持っていますので、生きたまま腸まで届くと言われています。

両方の乳酸菌を摂ることが効果的

日本人のような黄色人種のなかには、動物性乳酸菌が苦手な人が2割から3割ほどいると言われています。ヨーグルトを食べるとお腹を下してしまうようなケースですね。そんな方は植物性乳酸菌を積極的にとるようにしましょう。

昔から乳製品になじみのある欧米人は動物性乳酸菌のほうが効果が高く、味噌やお漬物になじみの深い日本人は植物性乳酸菌のほうが効果が高い、という傾向があります。

とはいえ、それぞれの乳酸菌がたがいを助け合いながら効果を発揮していますので、お腹をくだすといったことがないようなら両方の乳酸菌をとる方がより効果的ですね。

乳酸菌と相乗効果の高い食べ物とは?

乳酸菌と相乗効果の高い食べ物が「オリゴ糖」。

オリゴ糖は乳酸菌のエサとなるので、乳酸菌のはたらきが活発化します。乳酸菌と一緒にオリゴ糖の多い食べ物を摂ると効果アップが期待できますね。

甘味料としてオリゴ糖が販売されていますが、次のような食べ物にもオリゴ糖が含まれています。

オリゴ糖の多い野菜

  • 玉ねぎ
  • ゴボウ
  • 白ネギ
  • トウモロコシ
  • アスパラガス
  • じゃがいも

オリゴ糖の多い果物

  • バナナ
  • りんご

オリゴ糖の多い大豆・豆製品

  • 大豆
  • 納豆
  • 豆腐
  • 味噌
  • しょうゆ

味噌、しょうゆ、納豆などは、植物性乳酸菌もオリゴ糖も含まれているおすすめ食品です。ぜひこれらの食べ物を積極的にとって、腸内環境も自律神経も整えましょう。

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※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「腸内細菌と健康」、「自律神経失調症

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