自律神経と血糖値はどんな関係が?血糖値をあげないための方法とは
血糖値はメタボなどの生活習慣病だけでなく、自律神経にも影響を与えていること、ご存じですか?
血糖値を気にする人が増えているせいか、「糖質ゼロ」、「糖類OFF」といった食べ物や飲み物も増えていますね。
「食前キャベツ」など血糖値をなるべく上昇させないように、食べる順番に気を配っている人も多いでしょう。
そこで、どう影響しているの?血糖値を上げないためにはどうしたらいいの?についてわかりやすくお伝えします。
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【目次】
血糖値と自律神経の関係とは?
イライラしたりストレスがたまって、甘いものが食べたくなった経験ありますよね?
ただ無性に甘いものが食べたくなるのは、かなりストレスをためこんでいる証拠かもしれません。
甘いものを食べると血糖値が急に上がります。そして血糖値が上がると、それを下げるために『インシュリン』と呼ばれるホルモンが分泌されます。
血糖値がゆるやかに上がるのならいいのですが、血糖値が急激に上がってしまうと、急いで下げようとしてインシュリンが必要以上にたくさん分泌されてしまいます。
すると、過剰に分泌されたインシュリンの効果によってこんどは血糖値が下がり過ぎて、また甘いものが食べたくなるという悪循環におちいってしまいます。
血糖値のアップダウンは体の負担に
自律神経は、環境の変化や体の変化に対してすばやく適応させよう、というはたらきがあるので、血糖値のはげしいアップダウンはとても大きな負担となるのです。
しかも悪いことに、血糖値が低くなると、交感神経を刺激してそのはたらきを促進するホルモンである「アドレナリン」が分泌されるので、交感神経だけが活発化してしまい、副交感神経のはたらきが弱まってしまいます。
これでは自律神経失調症がよりひどくなってしまう可能性が高くなります。
血糖値の激しいアップダウンは常にだるさを感じてしまう原因となりますし、内臓に負担をかけることにもなる、と覚えておいてくださいね。
では次に、血糖値をあげないための工夫について紹介します。
血糖値を上げないためにはどうしたら?
血糖値による自律神経失調症の悪化を防ぐためには、まず、血糖値を急に上昇させないように気をつけることが大切。
どう気をつければいいのか、具体的にご紹介します。
甘いものが食べたくなったら、食べるものを選ぼう
「ストレスがたまってどうしても甘いものが食べたい!」という時ありますよね?
食べるのを我慢できるレベルならいいのですが、その我慢がかえってストレスになってしまっては逆効果。
そこで「甘いものでも何を食べるか」に気をつけましょう。
血糖値がすぐに上がるのは甘いものの中でも「単糖類」。つまりは「白砂糖を使ったお菓子やスイーツ」がその代表です。
ということで、白砂糖を使ったスイーツ、お菓子、スナック菓子などはおすすめできません。おすすめなのはバナナやリンゴ。血糖値をゆるやかに上昇させてくれます。
「ただバナナを食べるだけでは満足しない!」というのなら、バナナをたくさん使った甘さ控えめのスイーツがいいですね。
スポンジや生クリームたっぷりのケーキを食べるよりも、果物がメインのケーキであれば、白砂糖の量もいくらか少ないでしょう。
清涼飲料水はひかえよう
コーラ、サイダーなどの清涼飲料水も砂糖が多く使われています。
500mlのペットボトル1本に砂糖が30グラムも入っているものも珍しくありません。砂糖30グラムというのはスティクシュガー10本分。相当な量ですね。
缶コーヒーやスポーツ飲料も同じ。すべてとは言いませんが、多くのものに砂糖がたくさん含まれていますので、血糖値を上げてしまいます。気をつけましょう。
血糖値の急上昇はペットボトル症候群のリスクが高まります。
姉妹サイトですがペットボトル症候群について説明していますのであわせてご覧ください。
ペットボトル症候群とは?原因・症状・なりやすい人・予防するには
気分転換を試みる
「どうしても甘いものがほしい!」というわけではないのに「ついつい食べてしまう」ということもあるでしょう。
忙しいときには気もまぎれますが、ちょっと時間があくと口寂しくなって、ついついつまんでしまう。そんな時には気分転換しませんか?
ウォーキング、ジョギング、スイミング、カラオケなど自分の好きなことで、気分もスッキリ、ストレスも解消できれば、「どうしても甘いものが食べたい!」という気分も軽くなって、血糖値を上げずにすみますね。
ストレスをためない生活
ストレス解消のための甘いものが血糖値をあげる原因ならば、そもそもストレスをためないように工夫するのが根本的な解決法。
とはいえ、人間関係が急に変わるわけでもないでしょうし、苦手な上司が転勤することも、イヤなママ友が引っ越すこともないでしょう。
でも、ストレスは精神的なものだけではありません。
疲れ、睡眠不足、体のゆがみ、食生活の乱れ、食品添加物、シャンプーや洗剤などの化学物質、パソコンやスマホやテレビからの刺激などは、肉体的なストレスとなっているのです。
肉体的なストレスは、生活を見直すことで減らすことができますよね?
- ゆったりと湯船につかって体の疲れをとる
- バランスの良い食事をとる(野菜・肉・魚・海藻・きのこなど)
- 寝る前の1時間はスマホやパソコンやテレビを見ない
- 睡眠不足に気をつける
- 猫背に気をつける、足を組まない
- 整体やマッサージで体をほぐす
ストレスの多い人は、首こり、肩こり、背中がガチガチなど体が固くなりがち。体をほぐすことを心掛けてみてください。
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※参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット「血糖値」、「炭水化物/糖質」、「自律神経失調症」
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