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自律神経失調症の原因とは?
私たちの体を守っているのは、自律神経。昼間の活動で疲れたりケガをしても、自然と回復していくのは、自律神経が回復モードに切りかわって、体を修復しているからです。

そんな自律神経はこのイラストのように、正反対のはたらきをする2つの神経からなりたっています。
この2つがバランスよくはたらきながら、健康でいられるように体を守っています。
では、自律神経失調症の原因とはいったい何なのでしょう?
自律神経失調症の原因は、さまざまなストレス
この2の相反する神経が、バランスよくはたらいている時はいいのですが・・・
ストレスの多い現代社会。人間関係、仕事のプレッシャー、通勤、不規則な食生活、睡眠不足など、ストレスの多い生活が、交感神経ばかりを活性化させてしまいます。
自律神経失調症の原因はこれらのストレス。適度なストレスは生きていくうえで必要ですが、問題なのはストレスがあまりにも多くて、交感神経ばかりがはたらいてしまうことです。
交感神経ばかりがはたらいてしまって、体を修復する副交感神経が十分にはたらけず、回復が追いつかなくなることが、自律神経失調症をはじめとしてさまざまな不調の原因となっています。
副交感神経をはたらかせることが大切!
交感神経ばかりはたらいてしまうことが自律神経失調症の原因。対策としては、ストレスを減らすこと、副交感神経を活性化することが必要です。
とはいえ、ストレスの原因である仕事や人間関係などを急に変えることはできませんし、自分の意識で副交感神経を活性化することもできません。
しかし、
眠たくなるというのは、副交感神経に切りかわった証拠。つまり、筋肉をほぐせば副交感神経に切りかわって、体の修復が進むのです。
実際に、不調をかかえる人の共通点は、筋肉がかたくなっていること。いつもかたくなっている筋肉はさらに負担を増やしてしまう原因になるのです。
自律神経失調症の原因であるストレスを減らすことは難しくても、体をほぐすことはできます。毎日の生活の中でこまめに体をほぐすように心がけたいものです。
そこで・・・
自分で体をこまめにほぐしましょう
マッサージや整体に通うのも効果的ですが、毎日通えるものではありません。ふだんの生活の中で自分でできることを続けるのが一番ではないでしょうか。
ふだんの生活で体をほぐすといえば、お風呂。熱すぎない温度の湯船にゆったりとつかれば、じんわりと体がほぐれていきます。シャワーだけで済ますと交感神経になってしまうので逆効果。湯船にゆったりつかるのがいいですね。
また、ストレッチをしたり、仕事や家事のあいまに首・肩・腕をまわしたり、自分で体をもみほぐしたり。散歩などの軽い運動もおすすめです。
ほかにも、自分でしっかりとほぐす方法もあります。簡単で誰にでもすぐにできますので、参考になさってください。
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