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中学生、高校生、大学生のストレスの原因・症状・対策とは?
中学生や高校生や大学生にとって、どんなことがストレスになり、どんな症状があらわれるのでしょうか?
思春期から大人へと心も体も大きく成長していくこの時期。友達や異性との関係、勉強、スポーツ、進学、就職などストレスの原因も多岐にわたります。
そんな中学生や高校生や大学生にとってのストレスの原因とは? どんな症状が出る? 対策は? について具体的にお伝えします。
ちなみに20代以降の年齢層ごとのストレスの変化はこちらでくわしく紹介しています。
年齢別のストレスの原因と症状と対策とは?
小学生、幼稚園児、赤ちゃんについてはこちらをご覧ください。
赤ちゃん、幼稚園児、小学生のストレスの原因・症状・対策とは?
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【目次】
中学生・高校生のストレスの原因とは?
中学生といえば「思春期」。高校生になれば進路についての悩みも大きくなる頃。子供と大人の境目の難しい年頃ですね。
友達同士の関係も複雑になる上、部活動などの先輩・後輩という上下関係も。テストの結果にもスポーツのレギュラー争いにも一喜一憂しますし、友達や異性からどう思われるかも気になります。
そんな中学生・高校生にとって、どのようなものがストレスの原因になるのでしょう?
(1)体に関するストレスの原因
- 第二次性徴による体の大きな変化
- 容姿の悩み(髪・顔・身長・体重)
学校に関するストレスの原因
- 友達・先輩・後輩との人間関係
- 異性との関係
- いじめ
- 勉強の成績や部活動などでの評価
- 運動が苦手なので体育の授業が憂うつ
- 学校行事(運動会・水泳大会・合宿など)
将来に関するストレスの原因
- 進学への不安
- 進学の失敗
- 受験勉強のたいへんさ
その他のストレスの原因
- 反抗期
- 両親との関係
- 兄弟・姉妹と比較されること
- 忙しい生活
- スマホ・ゲーム・テレビなどの刺激
- 恋愛の悩み
思春期は「自己形成期」。特に親や友達との関係が大きく影響してくる時期です。体の急な成長でホルモンバランスが不安定になって、心も不安定になりがち。自己嫌悪や周りからの目に悩むことも増える年齢です。
では次は 中学生や高校生のストレスの症状について お伝えします。
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中学生・高校生のストレスの症状とは?
ストレスは中学生や高校生にとって、どのような症状となるのでしょうか?体の症状、精神的な症状についてお伝えします。
体の症状
- 食欲がなくなる(摂食障害)
- 不眠、朝起きられない
- 疲れがとれない、だるい、体が重たい
- 体がガチガチ(肩こり・背中が張る・足がむくむ)
- 立ちくらみ、自分がふらふらする感覚
- 動悸
- 頭痛
- 便秘、下痢
立ちくらみ、めまい、ふらつき、動悸などは 「起立性低血圧」 とも言われるもの。ストレスが原因で自律神経が乱れて(交感神経ばかりがはたらいて)起こる症状ですね。
精神的な症状
- 無気力、やる気がでない
- 集中力が続かない
- イライラしがち、不機嫌になりがち
- 人や物に八つ当たりする
反抗期のせいか、イライラしかちですし、親のことがわずらわしく感じる年齢。学校でも家庭でもストレスを感じやすい時期かもしれませんね。
それでは ストレスへの対策について、自分自身ができること、親ができること、をお伝えします。
中学生・高校生のストレスへの対策とは?
体は大人でも心(精神面)はまだまだ。ストレスケアも大人ほど上手にはできません。
自分自身でできる対策
中学生・高校生自身ができる一番の対策は、だれかに相談すること。
「どうして私だけがこんなに悩まなきゃいけないの?」と感じているかもしれません。でも実は、みんな同じように悩んでいます。悩んでいることを隠しているだけです。
仲の良いお友達に気持ちを打ち明けたら「私もおなじだよ!」なんて共感されてホッとすると思います。
ご両親ができる対策
中学生や高校生の頃は、親にはなかなか相談しにくいもの。あまり干渉しすぎるのも逆効果です。
まずはストレスで体をこわさないように、食事や睡眠などの健康面をサポートしてあげてください。バランスのよい食事を作る。早寝早起きなど生活のリズムを整える。親御さんが率先しておこなうことが大切です。
では次は 大学生のストレスの原因・症状・対策について お伝えします。
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大学生のストレスの原因とは?
大学生になると一気に交友関係も広まって自由度が高くなります。一人暮らしの人などは環境の変化も大きなものでしょう。
(1)大学生のストレスの原因
まず、大学生のストレスの原因についてです。
- 恋愛・失恋
- 進級・大学院への進学
- アルバイトなど年齢の離れた人との人間関係の増加
- 就職活動・就職への不安・失敗
- 親からの自立
- 成績不振
- 人生や将来に対する不安・葛藤
大学生は自分の志向が確立しはじめる年齢であると同時に、将来への進み方や自分自身のあり方などについての悩みも増えます。
恋愛関係、友人関係、年齢を超えた人間関係も幅広くなりますし、髪型やファッションなど外見への関心も強まってきます。
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大学生のストレスの症状とは?
大学生がストレスを強く感じると、体と心に次のような症状が出ることがあります。
体の症状
- 疲れやすい、疲れがとれない
- だるい、体が重たい
- 眠れない、寝つきが悪い
- 頭痛、めまい
- 動悸
- 腹痛、食欲がない
- 便秘、下痢
精神的な症状
- やる気がなくなる、集中力がなくなる
- 思考力が低下する
- 不安な気持ちが続く
- 否定的(ネガティブ)に考えるようになる
※参考サイト:国立精神・神経医療研究センター~こころの情報サイト「ストレスとセルフケア」、厚生労働省 e-ヘルスネット「ストレス」
以上、中学生、高校生、大学生のストレスの原因・症状・対策についてお伝えしました。
思春期などは特に、自分でもどうしてイライラするのかわからなかったり、悪いと思っていながらも親に八つ当たりしたり。葛藤の毎日を過ごしているのかもしれません。
私たち大人も反抗期を過ごしてきたわけですし、大きな心で温かく見守ってあげたいもの。とはいえこの時期の親御さんのストレスも相当なものでしょう。
親御さんご自身もストレスをためないように気をつけてくださいね。
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この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊
1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で18年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら
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