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燃え尽き症候群
燃え尽き症候群とは、もともとは勤勉なナースの燃え尽き症状からきた名称。仕事だけでなく受験勉強や恋愛などにも当てはまります。
では、燃え尽き症候群の症状、原因、本人やまわりの人ができる対策について、わかりやすくお伝えします。
【目次】
燃え尽き症候群の症状
体の症状
疲労感、不眠、頭痛、胃痛、風邪をひきやすい。
心の症状
不満足感、無気力感、無感動、まわりへの皮肉、アルコールへの依存、薬物への依存、仕事を機械的にこなす(心がこもらない)、人とのやりとりがわずらわしい。
燃え尽き症候群の原因
必死に頑張ったにもかかわらず、目標が達成できなかった、あるいは達成された、認めてもらえない、誰からも評価されない、といったことが原因で、燃え尽きたように気力がなくなり、体にも不調を感じるのが燃え尽き症候群です。
燃え尽き症候群になりやすい人
燃え尽き症候群になりやすいのは、このようなタイプの人です。
- 仕事一筋で、がむしゃらに働いているビジネスマン
- 高い目標に向けて必死にがんばる受験生
- 子育てが唯一の生きがいである主婦
- ものごとに対して、いつも必死に頑張っていく傾向がある
- 完璧主義
- 努力家、頑張り屋さん
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燃え尽き症候群の対策
体の面からの対策
体の面からの対策は生活のリズムや内容を見直すことです。体への負担も立派なストレス。体への負担が減るだけでも心にゆとりが生まれるので、燃え尽き症候群の対策として大きくプラスとなります。
食事に気をつける、パソコンやテレビの時間を減らす、適度な運動をする、お風呂で体を休める、しっかり睡眠をとる(早寝早起き)など、生活習慣を見直して体への負担を軽くしてあげてください。
心の面からの対策
心の面からの対策は、自分に厳しくしすぎないことです。ある程度まで進んだら少し休むようにしたり、自分を認めてあげること。おもいきって仕事を休むのも、燃え尽き症候群の対策としてとても有効です。
休み中にも、無理をして気力をふりしぼることはありません。自然に仕事への気力がわいてきた時に仕事に復活すればよいのです。まわりの方々もぜひ理解してあげてください。
燃え尽き症候群の対策としては、心にも体にも充電期間を作ってあげること。復活したら高すぎる目標を設定せず、チカラを抜いて自然体で過ごしましょう。
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