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ストレスに強い人、弱い人
ストレスに強い人か弱い人かの違いは、成長の過程で形成された性格が大きな原因となっている、といわれています。
ストレスに弱い人と強い人のそれぞれの性格について、一般的な傾向を紹介します。
【目次】
ストレスに弱い人の傾向
- 几帳面である。完璧主義である。責任感がとても強い。
- まわりに合わせようと、自分を我慢にしたり、つい無理をしてしまう。
- 神経が細やかである。感受性が高い。
- 些細なことが気になる。一つのことにとらわれがちである。
- 親や他人に依存しがちである。頼ってしまうことが多い。
1 や 3 のような性格の人は、ストレスに弱いというよりは「ストレスを感じやすい」といったほうがいいかもしれません。
また 5 のような、依存心の強い人は、相手から愛情が感じられなくなったり、受け入れてもらえなくなると、大きなストレスを感じます。依存の対象は、親、妻、夫だけでなく、会社の上司、同僚、ママ友であったり。さらに言えば、「人」以外に依存するケースも珍しくありません。
たとえば・・・
「仕事」自体に依存をしてしまうケース。休日(特に長期休暇)に何をしたらいいかわからなく落ち着かない、定年退職したとたんに自分の存在意義を失ってしまった、ということから自律神経失調症になるケースもあります。
「肩書き」や「地位」に依存しているケース。その地位を失ったとたんに相手の対応が変わったり、自分が大切にされていない感覚におちいったり。これが大きなストレスの原因になることもあります。
※参考 : 年齢によるストレスの変化
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ストレスに強い人の傾向
次は、ストレスに強い人の傾向です。
- 不愉快なことがあっても、すぐに気持ちを切り替えられる。
- 人からどう見られているか、どう評価されているか、が気にならない。
- 感情をのびのびと表に出せる。
以上、性格の面から「ストレスに強い人・弱い人」の傾向を紹介しました。
さて、ストレスは性格によっても違いますが、年齢層によってもストレスの原因が変わります。幼い子供にとっては、親の愛情の大きさがストレスになるでしょうし、社会人にとっては、仕事のノルマや人間関係などがストレスになります。
年齢によって社会環境も変化するので、ストレスの原因も変化していくのです。
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