交流パターン分析

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交流パターン分析

交流パターン分析は、自律神経失調症の心理療法である「交流分析」の中のひとつ。(精神分析的アプローチ)

心理療法

交流分析の4つの方法

ゲーム分析

交流パターン分析は構造分析の次におこなわれるもので、他人との交流のしかた(パターン)を分析するものです。

交流パターン分析とは?

私たちが人と接する時は「親」「大人」「子」の3つの自我のどれかを使っています。

  • 親(P:Parent)・・・親から与えられた自我。自分にも他人にも厳しい目を持っている。相手の立場にたって物事を考えられる。
  • 大人(A:Adult)・・・大人に成長するにつれ完成する自我。状況を冷静に判断し、分析し、判断することができる。
  • 子(C:Child)・・・子供の頃から持っている自我。喜怒哀楽の感情をそのままに表現する。会話の相手の話はよく聞くことができる。

さらに 自分がどの自我を使って人と交流しているか、ほぼ決まっています。そこで「交流パターン分析」では、

  • どの自我を使って、人と交流しているのかを分析する
  • 問題点や性格面での短所を見つける
  • よりよい交流のしかた(パターン)を身につけていく

というステップで進められます。

さて、人の交流のパターンは次の3つに大きくわけられます。

  • 相補的交流
  • 交差的交流
  • 裏面的交流

では、それぞれくわしく見ていきましょう

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交流のパターン(1)「相補的交流」

親の自我(自分) ⇔ 親の自我(相手)

もっとも人間関係がうまくいく交流パターンです。相手からは期待通りの答えが返ってくるので、会話はスムーズに進みます。トラブルや不愉快な思いをすることなく、良いコミュニケーションができます。

例)「お刺身買ってきたよ」「ありがとう!おいしそうだね~」

交流のパターン(2)「交差的交流」

トラブルが起きる可能性の高い交流パターンです。会話が交差してしまい、こちらが期待した反応とはちがう予想外の反応が返ってくるので、不愉快な気分になったり、感情的に対立したり、会話が進まなくなってしまいます。

例)「お刺身買ってきたよ」「今夜はカレーなんだから刺身なんて買わないで!」

交流のパターン(3)「裏面的交流」

親の自我(自分)⇒子の自我(相手)

相補的交流に見えますが、会話の裏に本音が隠れている交流パターンです。親の自我から子の自我に対して、本心を伝えたくてもそれを直接言葉にしないで、大人の自我でまわりくどく相手に伝えるパターンが裏面的交流。表と裏、ホンネとたてまえがあるので、親密は人間関係がつくれません。

例)「お刺身買ってきたよ」「ありがとう!(本当は好きじゃないけど・・)」

交流をスムーズにするために

自分がどのパターンで交流する傾向があるのかを理解することが大切。交差的交流や裏面的交流をしていたなら、相補的交流を心がけましょう。裏面的交流をしている場合も、相手の気持ちを理解した上で「NO」というのも大切。「ありがとう。でもそこまで刺身は好きじゃないからあなたたくさん食べてね♪」という感じでしょうか。

また、相手が交差的交流や裏面的交流していても、自分は相補的交流を心がければ、100点とは言わなくても、今までよりスムーズに会話ができるはず。相手を変えることはできませんので、自分を変えていくことが大切ですね。

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