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構造分析とは

構造分析は、自律神経失調症の心理療法である「交流分析」の中のひとつの方法。(精神分析的アプローチ)

心理療法

交流分析の4つの方法

構造分析

 

自律神経失調症の治療でおこなわれる「心理療法」の中に「交流分析」という療法があります。その「交流分析」には4つの方法があって、その中の1つの方法が「構造分析」というものです。

構造分析は「自分はどんな自我が強くて、どんな自我が弱いか」を分析する方法です。

構造分析で考える5つの自我

構造分析では、次の5つの自我があると考えます。

  • 批判的で厳しい父親的な親(CP)
  • 保護的で優しい母親的な親(NP)
  • 理知的な合理的な大人(A)
  • 自由で本能的な子供(FC)
  • 周囲に順応していい子になろうとする子供(AC)

この中のどの自我が強くてどの自我が弱いかを調べるのが構造分析。視覚的に判断できるようにした「エゴグラム」を使って調べます。

構造分析でつかわれる「エゴグラム」

エゴグラムでは、5つの自我に対してそれぞれ10個、計50個の質問に答えます。点数をかぞえて、総合的に自分はどんなタイプなのかを分析するのが構造分析です。構造分析で使われるエゴグラムの質問は、たとえば・・・

  • 批判的な親(CP)なら・・・他人を厳しく批判しがちですか? 責任感を人に要求しますか? など。
  • 優しい親(NP)なら・・・子供や人の世話が好きですか? 人の話に耳を傾けて共感する方ですか? など。
  • 理知的な大人(A)なら・・・物事を分析的に考えて決めますか? 能率的にテキパキ仕事ができますか? など。
  • 自由な子供(FC)なら・・・言いたいことを遠慮なく言いがちですか? 好奇心が強いですか? など。
  • 順応な子供(AC)なら・・・人から気に入られたいと思いますか? 他人の顔色が気になりますか? など。

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構造分析によって、自律神経失調症の傾向があると判断されるタイプ

構造分析によって、自律神経失調症の傾向があるとされるのは次のようなタイプです。

理知的な合理的な大人(A)が低い人

まわりに遠慮して自分の意見を言えない、自分らしくいられない傾向があります。自律神経失調症やうつ病になりやすいタイプ。

保護的で優しい母親的な親(NP)が高くて、自由で本能的な子供(FC)が低い人

献身的で面倒見がいいので誰からも好かれるが、その分ストレスも抱えがち。自分の気持ちやわがままをもっと言った方がいいですね。

批判的で厳しい父親的な親(CP)が高くて、周囲に順応していい子になろうとする子供(AC)が低い人

責任感が強く完璧主義。相手に完璧主義を求めるが思うようにいかずにストレスをためてしまい、結局は自分でかかえこむことになって疲れがたまって、自律神経失調症になる傾向があります。

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