筋弛緩法のやり方と効果

治療

筋弛緩法

トップ > 治療 > 心理療法 > 筋弛緩法

筋弛緩法とは?

筋弛緩法は、筋肉をゆるめることで心もリラックスさせて自律神経を整える治療法。自律神経失調症の治療だけでなく、パニック障害や社会不安障害などの不安障害をやわらげるためにも使われます。また、医師による指導がなくてもできる方法なので、普段の生活での不眠の解消や緊張の緩和であったり、スポーツ選手が緊張をほぐすためにも使われています。(心理療法のなかの自律的アプローチ)

心理療法

チカラを入れれば筋肉はかたくなり、チカラを抜けば筋肉はやわらかくなる。この時、筋肉だけでなく神経も一緒に固くなったり柔らかくなったりします。このメカニズムを利用して、体をリラックスさせることで心もリラックスさせて自律神経のバランスを整えるのが、筋弛緩法です。

筋弛緩法の方法

筋弛緩法の方法は次のとおりです。

  • 首、肩など、体の一部分にギューッと6~7秒間チカラを入れる
  • そして一気にチカラを抜いて、その状態(何もしない状態)のまま10秒から15秒ほど休む
  • この動作を何回かくりかえす
  • チカラが入っている緊張状態とチカラを抜いたリラックス状態との、体の感覚の違いをしっかりと味わって覚える。

(1)ではなるべく80%から100%くらいギューッとチカラを入れましょう。そして(2)で脱力する時は0%になるまで脱力します。ここでどこまでチカラが抜けるかが筋弛緩法で効果をえるための大きなポイントのひとつ。一気にストーンとチカラを抜きましょう。

リラックスするぞ、と気合いを入れると緊張してしまいます(笑)。筋弛緩法は最初からうまくできるものではないですが、だからといって効果がないわけではありません。続けていくうちに慣れていって徐々にうまくできるようになりますし、効果も高まってきます。ぜひ、気楽に、気長に、筋弛緩法をおこなってください。

スポンサーリンク

筋弛緩法の効果とは?

筋弛緩法の効果は、徐々に体の筋肉を“深く”リラックスさせることができること。

「体の筋肉を深くリラックスさせられる」ということは「副交感神経=体をしっかりと回復するモード」に切りかえられるということ。筋肉がゆるんでいる時間が増えれば増えるほど、体の回復が進んでいきます。また、筋弛緩法によって体がゆるんでいる感覚を覚えると「いま筋肉がだいぶ緊張しているな」と気づけるので、緊張状態を続けてしまう前に筋肉をゆるめることができます。

筋弛緩法によって筋肉の緊張がほどけると、

  • 疲れがとれやすい
  • 体が軽い
  • 寝つきがよい
  • 眠りが深い
  • 手足の体温があがる
  • 心拍がゆっくりになる
  • 血圧がさがる
  • 呼吸が深くなる
  • 頭がさえる
  • 仕事や勉強がはかどる
  • 芸術や音楽などクリエイティブな活動がすすむ

といった効果もあらわれてきます。普段の生活の中で自宅で手軽にできるのが筋弛緩法の良いところ。疲れをためてしまわないように、深い眠りにつけるように、筋弛緩法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

▼関連記事