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心理療法とは? - 自律神経失調症の治療(2) -

心理療法は、薬を使わずに自律神経失調症の背景にある、悩み・不安感・人間関係のトラブルなどに目を向ける治療です。※心理療法の一覧はこちら >>

自律神経失調症の治療には、次のように、薬物療法、心理療法、理学療法、生活指導の4種類があります。ここでは 心理療法 の「目的・内容・具体的な治療法」について説明します。

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心理療法は、自律神経失調症の背景にある心の原因をさぐる治療

自律神経失調症になった背景には、人間関係のトラブル、性格的な問題(ものの考え方・受け止め方)、不安感、病気への恐れなど、心理的な問題が大きな原因であることが多いです。

心理療法では、医師と患者が一緒になって「自律神経失調症を発症した心理的な原因はなにか?」を明らかにして、そこにある不安や緊張を解消して心を軽くします。そして、ストレスに対して強くして心と体のバランスを整えていきながら、心と体の症状を改善していくのが心理療法です。

心理療法は「症状」ではなく「人」に目をむける治療

薬物療法が「症状」に目を向けて症状を軽くする治療をおこなうのに対して、心理療法は「人」に目を向けて何が原因で自律神経失調症になったのかをさぐり、その原因を改善していく治療です。

症状がいくら改善しても、おおもとの原因が改善しなければまた自律神経失調症になる可能性があります。心理療法ではそのおおもとの原因に目を向けているので、それを改善することで自律神経失調症を再発しないようにします。

  • 人からどう思われているかがとても気になる
  • 人から言われたささいなことでも気にしてしまう
  • クヨクヨ悩むことが多い
  • 自分一人でかかえこんでしまう

というような、性格的・心理的な原因に目を向けて治療がおこなわれます。

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心理療法の種類

心理療法にもさまざまな方法があり、患者の症状、性格、心理的な要因、ライフスタイルなどを考慮して、次の心理療法の中から選んでおこなわれます。

(1)支持的アプローチ

患者の感情に共感して、精神的に支持したり助言をする心理療法

(2)行動療法的アプローチ

よくない生活習慣の改善をサポートする心理療法

(3)精神分析的アプローチ

性格的な問題の解決をサポートする心理療法

(4)自律的アプローチ

身体的にセルフコントロールすることで、心と体をリラックスさせる療法

(5)東洋的アプローチ

東洋の伝統的な世界観を参考にして、自分の存在価値を再認識させる療法

医師との信頼関係が大切

どの心理療法を受けるにせよ、大切なのは医師との信頼関係。医師と患者が一体となって、自律神経失調症の改善を目指すものです。

  • 医師と患者の間に強い信頼関係があるか
  • 患者が心理療法の必要性をじゅうぶんに理解・納得しているか
  • 患者が積極的に心理療法にのぞんでいるか

といったことが大切なポイントとなります。

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