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簡易精神療法とは

簡易精神療法はごく一般的な療法。多くの医師などによっておこなわれている心理療法ではないでしょうか。さまざまな心理療法の中でもっとも基本的なものでしょう。(支持的アプローチ)

心理療法の簡易精神療法

医師と患者さんの間で会話を交わしながら、不安、恐れ、葛藤、過去のトラウマといった心の問題を癒すのが簡易精神療法です。この簡易精神療法だけで症状が改善する人も少なくありません。

※この記事は医師による監修ではありません。当情報をもとにしたご判断や行動はご自身の責任においてお願いいたします。

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簡易精神療法は、受容・支持・保証の3本柱

簡易精神療法は、次の3本柱で治療がおこなわれます。

  • 受容・・・患者の悩み・思い・訴えを“そのまま”受け止める
  • 支持・・・患者の不安な心や気持ちを支える
  • 保証・・・患者の疑問に答えて、必ず治ることを約束する

それぞれ、くわしく見ていきましょう。

簡易精神療法のステップ(1)受容

自律神経失調症では、いろんな自覚症状があるのに原因がはっきりしません。体はつらいのに、まわりからはなかなか病気と認めてもらえない傾向があります。このために、不満が強くなる、イライラがつのる、不安な気持ちになる、ストレスが増える、といった状態になりがちです。

そんな時に医師が、患者の悩みや訴えをしっかりと聞いてくれて、「それはつらいですよね」と全面的に認めて患者の思いを“そのまま”受けとめてくれると、「私の思いや悩みをすべてわかってくれる人がいる」と感じることができて、いままでの孤独感や疎外感が軽くなります。

これが、簡易精神療法の最初のステップ「受容」です。

今まで心の中に押しとどめていた悩み・不満・不安・怒りといった感情を口に出してわかってもらえただけでも、ずいぶん気持ちが楽になります。その結果、より冷静に自律神経失調症と向き合うことができるようになるでしょう。

簡易精神療法のステップ(2)支持

自律神経失調症の患者さんは原因がはっきりしない中でいろんな症状に悩み、「私の生き方が間違ってたの?」「症状が消えなくて一体どうしたらいいの?」と感じてしまいます。

“受容”によって患者さんが少し落ち着いたところで、「自律神経失調症になって色々と悩んでこられたでしょう。当然のことです。」と医師がそう話します。生き方や病気が治る希望に自信をなくしかけている患者さんの心を支えて、前向きに病気をむきあい、治療に向かうためにおこなわれるのが、簡易精神療法の2つ目のステップ「支持」です。

簡易精神療法のステップ(3)保証

自律神経失調症の患者さんはなかなか消えない症状をかかえて、「本当はもっと重い病気なのかもしれない」「これから私はどうなっていくの?」と大きな不安をかかえてしまうのも無理はありません。

そんな患者さんの疑問に医師がしっかりと答え、自律神経失調症という病気の性質をこまかく説明し、なぜどのように自律神経失調症になったかを説明し、心配しなくてもいいことを伝えて、「必ず治る」ことを約束します。

これが簡易精神療法の3つ目のステップ「保証」です。

治ることを保証してもらっただけでも、患者さんにとって大きな励みになります。安心して前向きに治療に取り組むようになりますし、それだけで症状が良くなるケースもあります。

 

簡易精神療法では、このように受容・支持・保証の3ステップで、患者さんの心を癒し、理解し、励まし、応援して、自律神経失調症の治療に向かう気持ちを支えていきます。

自律神経を整える方法(食べ物・入浴法・眠り方・運動など)>>

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