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自律神経失調症の治療でのカウンセリングの内容、方法、効果について

カウンセリング

カウンセリングという言葉はどなたも聞いたことがあるでしょう。

なんとなくイメージがわくとは思いますが、具体的にどのようなものか、意外とわからない部分もあるのではないでしょうか?

自律神経失調症の心理療法としても活用されているカウンセリングについて、わかりやすくお伝えします。

※この記事は医師による監修ではありません。当情報をもとにしたご判断や行動はご自身の責任においてお願いいたします。

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【目次】

カウンセリングとは?

カウンセリングは自律神経失調症の治療の中の心理療法の1つとしておこなわれる方法でもあります。

医師やカウンセラーが患者さんと一緒になって、問題解決をサポートする心理療法です。
心理療法の中の支持的アプローチ

心理療法

自分を客観視しよう

自分一人で心理的な問題を解決することはとても難しいもの。客観的に見ることやいろんな方向から見つめることはなかなかできません。

どうしても自分の目線で物事を見たり、1つの答えにとらわれたりしがち。自分で解決策を見つけられても行動にうつせないこともあります。

カウンセリングでは、医師やカウンセラーが患者さんの気持ちに共感しながら自律神経失調症になった原因はなにか?どうすれば病気を克服できるか?を一緒に考えてサポートしていきます。

カウンセリングの目的

さてカウンセリングの目的はなんだと思いますか?

カウンセリングは答えを教えてもらうものではない

カウンセリングを受けた患者さんの中には「もの足りない」「アドバイスされなかった」「中途半端だなぁ」と感じる人もいるでしょう。

カウンセリングは、患者さん自身が気づいて、問題解決できるようにサポートするもの。

医師やカウンセラーは解決のヒントを示すことはあっても、気づいたり解決策を見つけるのは患者さん。主役は患者さんなのです。

カウンセリングの目的は新しい自分に変わること

自律神経失調症は体に症状が現れることが多いもの。だからといって原因が体にあるとはいえません。

患者さんの性格、ものの考え方、とらえ方、受け止め方といった心理的な部分でのストレスが大きな原因となっています。

  • 症状が出たのはいつ頃から?
  • その頃なにか生活環境に変化は?
  • どんな時に症状が出るの?

医師などからの質問によって、心の問題が自律神経失調症に深く関係していることに患者さんが気づいていきます。なぜ自律神経失調症になったのか、自分の中のなにが原因だったのか。

カウンセリングの目的は、患者さん自身が今まで抱えていた心理的な問題や性格的な問題に気づき、そして自分を変えることで、自律神経失調症になった原因を取り除いて再発しないようにすることです。

カウンセリングで大切なのは心の交流

カウンセリングの時間は患者さんの状態によってまちまち。15分で終わることもあれば1時間かかることもあります。

大切なのは時間をかけることではなく、医師やカウンセラーと患者さんの間で心の交流がおこなわれること。自分を理解してもらえた、ここではありのままの自分でいいんだ、と患者さんの心が安心できることです。

カウンセリングをおこなうペースも患者さんの状態によって個人差があります。目安としては、治療を始めて最初のころは1週間に1回、症状が改善してきたら1ヶ月に1回のペースでおこなわれることが多いようです。

このようにカウンセリングとは、医師からのアドバイスだけでなくどこに問題があるのかを自分自身で気づいてもらうことなのです。

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

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