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早期覚醒

早期覚醒と自律神経失調症は関係あるのでしょうか?

目が覚めてもまだまだ眠たくてつらい、という人もいれば、パッチリ目が覚めて気持ちがいい、という人も。そこで、そもそも早期覚醒とは何なのか?自律神経失調症との関係は?対策にはどんな方法があるの?などについてご紹介します。

早期覚醒とは?

早期覚醒とは、目覚まし時計よりもかなり早く起きてしまう状態のこと。本来なら6時に起床するはずが、4時、5時に覚醒してしまう人は、早期覚醒の症状が出ていると思っていただいてよいでしょう。

早期覚醒の症状が出る人には2種類のタイプがあります。

  • 朝起きたときに眠くてつらいタイプ
  • シャキッと覚醒する(目が覚める)タイプ

前者ならば、「どうも最近調子がよくないなぁ」 と体調の変化が気になるので、病院を受診することもあるでしょう。

しかし後者の場合は、「最近は目覚めがいいわ!」 と、それ自体は問題に感じるどころか、調子がいい、ととらえがち。前者ほどは、「病院で診てもらおう」 とは思わないでしょう。そんななかで、「朝の目覚めはいいのに、なぜは体調がよくないなぁ」 と感じる人が多いようです。

ちなみに、早期覚醒は『不眠症』の一種ではありますが、他の不眠症とは違って寝つきが悪いなどといったことはなく、すぐに眠りにつくことができるのが特徴です(他の不眠症も併発しているなら話は違ってきますが)。

寝つきが悪いわけでもない。寝ている途中で目が覚めてしまうこともない。でも、朝早く目が覚めてしまう。これが、早期覚醒の症状になります。

早期覚醒の原因とは?

早期覚醒の症状が出てしまうのにはさまざまな原因がありますが、ここでは 『自律神経失調症による早期覚醒』 について紹介します。

自律神経失調症は、簡単に言うと、

  • 活動・緊張・ストレスモードである『交感神経』
  • 休息・睡眠・リラックスモードである『副交感神経』

の2つのバランスが乱れて、どちらかに一方にかたよっている状態のことを言います。

早期覚醒は交感神経の緊張が原因

早期覚醒が起こるのは、活動・緊張・ストレスモードである『交感神経』ばかりがはたらいてしまっている状態。交感神経が過剰にはたらいてしまうと、本来なら休息の時間である体を目覚めさせてしまうのです。このことが原因で、早期覚醒が起こってしまいます。

運動会の日、朝早く起きませんでしたか?

実際の例を挙げますね。

幼い頃、遠足の前の日、運動会の前の日、旅行の前の日など、楽しみで楽しみでなかなか眠れなかったり、いつもよりも早く起きてしまったり、という経験はありませんか?

これは、感情が高ぶることによって交感神経が活発化していたから。ですので、もし今あなたが早期覚醒の症状があるのなら、ストレスなどで神経が緊張しがちな毎日である、と思っていただいていいでしょう。

もちろん、早く目が覚めるから早期覚醒だ、ということではありません。

特に不調を感じない人が目覚ましよりも早く目が覚める、しかも気持ちよく目が覚めるのなら、健康です。休息・睡眠・リラックスモードである 「副交感神経」 にしっかりと切りかわることができて、深い眠りで体の回復がすばやく完了した状態。理想的ですね。

でも、早く目が覚めるだけでなく、体が重たい、疲れがとれない、顔がほてる、暑くもないのに汗が出る、手足が冷える、頭痛がする、動悸や息切れがする、といった不調を感じているのなら、自律神経失調症からくる早期覚醒ではないか、ということです。

そこで、早期覚醒を改善するために、普段の生活でできる方法を紹介します。

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早期覚醒の対策・対処法とは?

生活リズムを整える

生活のリズムの乱れは自律神経の乱れにつながります。たとえ生活のリズムが毎日同じであっても、「寝るのは毎日夜中の2時頃かしら」 といった生活では体が壊れても当たり前。人間の体内時計にあった生活のリズムに整えていきましょう。

6時に起きる、7時に朝ご飯、12時頃に昼ご飯、夜8時頃に晩ご飯、9時半にお風呂、11時には寝る、といったように、おおまかな生活リズムを決めて過ごしてみてください。

最初からすべての時間をそろえるのは難しいでしょうから、「朝は6時に起きよう」、「お昼ごはんは12時頃に食べよう」、「11時には寝よう」 など、できるところから時間を決めてリズムを作っていくのもおすすめ。

無理をしても続きません。徐々にリズムを整えていって、早期覚醒の改善につなげていきましょう。

照明をオレンジ色のものに

寝る前は、蛍光灯のような明るい白色の光を浴びないようにしましょう。

なぜなら、交感神経は昼間にはたらくもの。太陽の光って、無色透明な白い色をしてますよね?ですので、夜になってもそれと同じような光を浴びていると、体が「今はお昼だ。交感神経がはたらく時間だ!」と勘違いしやすいのです。

逆に、オレンジ色の光は副交感神経をはたらかせる作用があります。電球などの間接照明もよし、LED照明でもオレンジ色のものなら柔らかい光の中でリラックスできます。居間や寝室の照明などは、蛍光灯ではなくオレンジ色のLEDや電球に変えてみましょう。

寝る前の1時間は、パソコン、スマホ、テレビ、ゲームを見ない

パソコン、スマートフォン、携帯電話、テレビ、ゲーム、といったものも眠りをさまたげて早期覚醒の原因に。寝る前の1時間はこれらのものをやめて、本を読んだり、音楽を聴いたり、ハーブティーやホットミルクを飲んだり、ゆったり過ごしましょう。

また、スマホやゲームをしている時は、無意識のうちに猫背になっていることも多いはず。悪い姿勢は神経を圧迫します。体のゆがみは自律神経の乱れにもつながります。

夜はカフェインや香辛料を控えめに

カフェインや香辛料などを夜に摂取してしまうと、交感神経が活発化する原因となってしまいます。

「コーヒーを飲む時間がなにより楽しみ。リラックスした気分になれる。」と感じている人は多いでしょう。夜に飲んでも眠りに影響がないのならいいのですが、早期覚醒の人にはおすすめできません。

ココア、チョコレート、紅茶、緑茶などにもカフェインが含まれているので、寝る前の一杯には向きません。番茶ならカフェインがとても少ないですし、麦茶、黒豆茶、ハーブティーなどのノンカフェインのものがおすすめ。どうしてもコーヒーが飲みたい、という場合は、ノンカフェインのコーヒーにしてみましょう。

以上、早期覚醒の改善に効果的な方法をいくつか紹介しました。

早期覚醒のおもな原因は 「ストレスが多くて、交感神経ばかりがはらたいている毎日」 にあります。紹介した方法以外にも、少しぬるめの湯船にゆったりつかる、食物繊維の多いものや酢の物を食べる、ウォーキングなどの軽い運動をする、呼吸に気をつける、ストレッやマッサージで固くなった筋肉をほぐすなど、毎日の生活のなかで副交感神経を優位にする方法はいろいろとあります。

そのような工夫をしていくことで、早期覚醒だけでなく、そのほかの不調も改善されていくのではないでしょうか。

副交感神経をはたらかせる方法(食べ物・入浴法・眠り方・運動など)>>

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自律神経を整える生活

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