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手や足のしびれ

手や足のしびれを感じている人は少なくありません。

正座をした時のようなしびれを感じる、手足の感覚が鈍い、力が入らないなど症状もいろいろ。これは、さまざまな病気が原因となって手や足にしびれが起こるからです。

そこで、手足のしびれの原因となる15の病気、自律神経が原因となる手足のしびれ、解消するためにできること、についてわかりやすくお伝えします。

手足のしびれには、脳や脊髄に原因がある場合、頸椎(首)に原因がある場合、腰椎(腰)に原因がある場合、末梢神経に原因がある場合、などいろいろなケースがあります。

また検査で異常が見つからなくても、ストレスからくる自律神経の乱れが原因で手足にしびれが出ることも珍しくありません。

医師の診断によって原因を特定することが安心ですが 「どこに、どんなしびれの症状があらわれるか」 によって原因を推測することができるでしょう。

手がしびれる代表的な病気5つ(安静時にはしびれが軽くなる)

まずは、安静にしていると手のしびれが軽くなるケースです。

体を動かしていない時は気にならないのに、手や腕をよく動かした時や首や腰を曲げたりそらしたりするとしびれを感じる。こんな時は、おもに次の5つの原因が考えられます。

1.頚椎症(けいついしょう)

頚椎症は、加齢やケガなどが原因でおこるもの。頚椎(けいつい=首の骨)の異常などで、神経や脊髄(せきずい)を圧迫してしまう病気です。40代を超えたあたりから増えてきます。

頚椎症(けいついしょう)の症状
  • 首コリや肩コリ
  • 首を前に倒したり後ろにそらした時に、肩や背中などが痛む
  • 手の指の感覚がにぶくなる、しびれる
  • 手の指が冷たく感じる、こわばる
  • 上半身が痛む

どの指に違和感があるかによって、頚椎(けいつい)のどの部分が原因となっているかを調べることができます。

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2.手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

「手根管」とは、手のひらと手首の境目あたりにあるもので、骨と靭帯(じんたい)とで作られるトンネルのこと。このトンネルの中を神経などが通っています。

手根管症候群は、「手根管」と呼ばれるトンネルが狭くなることで、その中を通っている神経が圧迫されるもの。突発的になることが多く、はっきりとした原因は不明です。妊娠・出産期・更年期の女性に多いのが特徴です。

仕事やスポーツで手を使いすぎた場合、骨折などのケガ、人工透析、手首の炎症やしこりなども、手根管症候群の原因となります。

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)の症状
  • 人差し指と中指のしびれや痛み
  • 次に、薬指の内側半分(中指側の半分)と親指にもしびれや痛み
  • 小指はしびれない
  • 手のひらはしびれても、手の甲はしびれない
  • なりはじめの頃は、夜中や朝目覚めたときにしびれや痛みが強くあらわれる
  • 手を振ったり指の曲げ伸ばしをすると痛みがラクになる
  • 症状が進むとこわばり感も出てきて、細かいものをつかむことができなくなる

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3.胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

なで肩の女性、20歳前後の女性に比較的多いのが胸郭出口症候群。

鎖骨のあたりには、首から腕と通って手の指へ向かう神経や血管が通っています。その神経と血管が圧迫されて、手や上半身にしびれ、痛み、筋力の低下などが起こる病気が胸郭出口症候群です。

胸郭出口症候群の原因はさまざま。生まれつき頚肋(けいろく=首に「肋骨(ろっこつ)」のような骨がある)の場合、生まれつき鎖骨と肋骨の間がせまい場合、交通事故などの影響、スポーツ、事務仕事などが原因と考えられています。

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)の症状
  • ひどい肩こり
  • 手の指や腕がしびれたり鈍い痛みを感じる
  • 首や肩のまわりが痛む<
  • 上半身がしびれる
  • 握力が弱くなる
  • 細かい作業ができなくなる

首を後ろへそらしたり横に倒したりしたときに、手の指が青紫色になったり腕の血色が悪くなる場合は、胸郭出口症候群の可能性が高いでしょう。

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4.頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)

「頚椎(けいつい)」とは首の骨のこと。7つの骨が積み重なってできています。「椎間板(ついかんばん)」とは、その骨と骨のあいだのクッションになっているもののこと。

頚椎椎間板ヘルニアというのは、「頚椎の椎間板(=首の骨と骨の間にあるクッション)がいたんで、飛び出してしまって、神経を圧迫している状態」です。

原因は、加齢、悪い姿勢による体への負担、デスクワークなどによる首への負担、スポーツなどで後ろを振り返る動作をくり返すこと、重労働による首への負担、事故などのケガなど。

頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)の症状
  • 首こり
  • 肩こり
  • 背中が痛い
  • 手のしびれ
  • 腕のむくみ
  • 握力が弱くなる
  • 頭痛
  • 吐き気
  • めまい、ふらつき
  • 耳鳴り
  • 目の疲れ
  • 足がつっぱる
  • 歩行障害
  • 尿失禁

頚椎椎間板ヘルニアは悪化するにしたがって・・・

首や肩のまわりの症状 → 手や腕の症状 → 頭や顔の症状(頭痛・めまい・耳鳴り・ふらつきなど) → 下半身の症状(歩行障害・尿失禁)

というかたちで、症状が進んでいきます。

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5.後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたいこつかしょう)

頚椎(首の骨)は7つの骨が積み重なってできています。この7つの骨は靭帯(じんたい)によってつながっています。

後縦靭帯骨化症は、この靭帯がとても厚くなって、骨のように固くなって、神経や脊髄(せきずい)を圧迫してしまう病気です。

首の骨の後ろの靭帯の場合は「頚椎(けいつい)後縦靭帯骨化症」、胸(背中)の場合は「胸椎(きょうつい)後縦靭帯骨化症」、腰の場合は「腰椎(ようつい)後縦靭帯骨化症」と呼ばれます。

なぜか日本人に多く発症する病気。日本人の3%が後縦靭帯骨化症にかかっているとも言われ、女性よりも男性に多く、50代以降で発症する傾向があります。国の難病指定されているので、治療費の助成がうけられます。

原因は不明。肥満体型の人、糖尿病の人に起こりやすい傾向があります。また兄弟が後縦靭帯骨化症にかかっている人のうち、30%が発症していることからも、遺伝の傾向も考えられています。

後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたいこつかしょう)の症状
  • 首のしびれや痛み
  • 背中のしびれや痛み
  • 手のしびれ
  • 手先の細かい動作がしにくい(箸を使う、洋服のボタンをとめる、本をめくるなど)
  • 足のしびれ
  • 歩行障害
  • 頻尿、尿が出にくい

ただ、強い症状が出る人は比較的少ないですし、まったく症状を感じない人もいます。発症しても必ず症状が進行するものでもないので、軽い症状のままの人もいます。とはいえ早く進行するケースもありますので、医師の指導のもと経過観察など注意しましょう。

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手がしびれる代表的な病気6つ(安静時でもしびれが出る)

次に、安静にしていてもかわらず手のしびれなどの症状が出るケースです。

1.脊髄腫瘍(せきずいしゅよう)

脊髄とは、背骨の中にある中枢神経のこと。

脊髄腫瘍は、脊髄の中に腫瘍ができるものや、脊髄の外に腫瘍ができるものがあります。腫瘍も、良性のものもあれば、悪性のものもあります。

腫瘍はゆっくりと大きくなるので、発見された時にはすでに大きくなっている傾向があります。

脊髄腫瘍(せきずいしゅよう)の症状
  • 部分的なにぶい痛み(背中や腰など)
  • 安静にしていても寝ていてもにぶい痛みがある
  • 運動障害(筋力の低下)
  • 手や足の感覚がにぶくなる
  • 手のしびれ、麻痺(まひ)
  • 足のしびれ、麻痺(まひ)
  • 尿がしにくい、頻尿、失禁、便秘

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2.脊髄空洞症(せきずいくうどうしょう)

脊髄空洞症とは、脊髄の中に脳脊髄液がたまった大きな空洞ができて、脊髄を圧迫する病気。神経に圧力がかかるので、手足に感覚異常、麻痺(まひ)、痛みなどがあらわれます。

20代や30代をメインに、いろいろな年齢層に男女ともに起こります。

脊髄空洞症(せきずいくうどうしょう)の症状
  • 手の痛み、しびれ、感覚がにぶくなる
  • 上半身の痛み、しびれ、感覚がにぶくなる
  • 手や腕の筋力が低下する
  • 尿がしにくい、頻尿、失禁、便秘
  • 歩行障害
  • 温度や痛みの感覚がなくなる(腕をつかまれた感覚はあるが痛くはない、腕に鍋があたった感覚はあるが熱くなはい)
  • 顔の感覚障害
  • 嚥下(えんげ)障害(食べ物を飲み込みにくくなる)

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3.ギランバレー症候群

ギランバレー症候群とは、中枢神経ではなく末梢神経に異常があらわれるもの。自己免疫疾患(間違って自分の細胞を攻撃してしまう病気)と考えられています。

ギランバレー症候群を発症する1週間から3週間前に、「発熱」、「咳」、「のどの痛み」、「下痢」などの感染症を起こしているケースが多いのも特徴。

発症してから2週間から4週間あたりが症状が一番重く、その後、徐々に改善へと向かいます。3ヶ月から半年で治るようです。

ギランバレー症候群の症状
  • 急に手や足にチカラが入らなくなる
  • 両手両足が動かなくなる
  • 食べ物を飲み込みにくい、しゃべりにくい、呂律(ろれつ)がまわらない
  • 顔の筋肉にチカラが入らない、麻痺(まひ)する
  • 呼吸がしづらくなって息苦しくなる
  • 手や足がしびれる
  • ひどいと動けなくなって寝たきりになる

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4.多発性硬化症

多発性硬化症とは、中枢神経(脳、脊髄、視神経など)に起こる病気。

神経を覆っているカバーのようなものが壊れたり炎症を起こしたりして、硬い病巣ができる難病です。

昨日まで健康だった人が突然発症します。症状があらわれては消えて、またあらわれては消えて、を繰り返すのが特徴。

20代や30代に起こりやすい病気で、女性よりも男性のほうがなりやすい傾向があります。

多発性硬化症の症状
  • 手や足がしびれる、痛む
  • 手や足にチカラが入らない、ふらつく
  • ヒリヒリするような異常な感覚がある
  • ものが2重に見える
  • 視力が低下する
  • ろれつが回らなくなる
  • 痛み、熱い、冷たい、を感じなくなる
  • 痛み、熱い、冷たい、を過敏に感じるようになる
  • 疲れやすい
  • 体が温まると症状が出たりひどくなる(運動、お風呂など)
  • 尿が出にくい、尿モレをする
  • 便秘が続く
  • 物忘れが多くなる
  • 理解力が低下する

症状は患者さんによっていろいろ。どの部分の神経が壊されているか、によっても症状は変わってきます。

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5.糖尿病

糖尿病は広く知られています。膵臓(すいぞう)のはたらきが弱まって、血糖値が高くなっている状態ですね。

糖質(炭水化物)は消化されてブドウ糖になり、血液によって全身に運ばれて、私たちの主なエネルギー源となっています。

血糖値とは、血液中のブドウ糖の量のこと。食事や運動などで血糖値は変化しますが、急に上がったり下がったりしないように、ホルモンバランスによって調整されています。

血液中のブドウ糖をエネルギーに変えるはたらきをするのは、ただひとつ、インスリンのみ。

膵臓(すいぞう)のはたらきが弱まって、インスリンの分泌量が少なくなることで、血糖値がいつも高い状態なのが糖尿病です。

糖尿病の症状
  • 尿の回数や1回に出る量が多くなる
  • 異常にのどがかわく、よく水分をとるようになる
  • 体重が減る(食べているのに痩せていく)
  • 疲れやすい、体がだるい
  • 体がむくむ
  • 便秘や下痢が続く
  • 手先が冷える
  • 手がしびれる
  • 足先が冷える、しびれる、痛む、
  • 足がよくつる、けいれんする
  • 足の裏の感覚が鈍くなる

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6.脳卒中

脳卒中は、次の3つに分けられます。

  • 脳梗塞(脳の血管がつまる)
  • 脳出血(脳の細い血管が破れて出血する)
  • くも膜下出血(脳の血管のふくらみが破裂して、脳をおおう膜である「クモ膜」の下に出血がある)

脳卒中の7割が「脳梗塞」。1割強が「脳内出血」、約3%が「クモ膜下出血」、残りがそのほか、です。

脳卒中の症状
  • 頭痛
  • めまいが急におこる
  • 手や足がしびれる
  • ろれつが回らない
  • 相手の言葉が理解できない
  • 物が2重に見える
  • 足元が急にふらつく、立てない、歩けない
  • まっすぐに歩けない、歩くのが困難
  • 直線が書けない
  • 箸がうまく使えなくなる
  • 顔の右半分か左半分が突然動かなくなる
  • 右の手足か左の手足が突然動かなくなる

なお、クモ膜下出血の場合は、バットで殴られたような激しい頭痛に突然襲われます。「最近ちょっと頭痛が続くなぁ」という状態ではありません。

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足がしびれる代表的な病気6つ

次に、足がしびれる病気を6つ紹介します。

1.腰椎椎間板ヘルニア

腰椎(腰の骨)は、5つの「腰椎骨」と1つの「仙骨」、骨と骨の間でクッションの役割をする「椎間板」からできています。

その椎間板を大福に例えますね。大福の皮が「繊維輪」、大福のあんこが「髄核」。

腰椎椎間板ヘルニアとは、大福の皮が破れて中からあんこが飛び出して、あんこが神経を圧迫している状態です。

腰椎椎間板ヘルニアの症状
  • 腰痛
  • 前かがみになると腰が痛い
  • 腰から足にかけてしびれる
  • せきやくしゃみで痛みが激しくなる
  • 足の感覚が鈍くなる
  • 座っている状態から立ち上がるのがつらい
  • 排尿障害

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2.腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

脊柱管とは何でしょうか?

背骨は「椎骨」と呼ばれる小さな骨が積み重なってできています。「椎骨」の真ん中は空洞。なので「椎骨」が積み重なった背骨の真ん中には、空洞が走っているのです。この空洞が「脊柱管」で、脊柱管には神経が走っています

腰部脊柱管狭窄症は、「脊柱管」のまわりにある椎骨や靭帯が変形して、神経を圧迫することで、腰痛や足のしびれなどの症状があらわれるものです。

腰部脊柱管狭窄症になりやすい人とは?

脊柱管のまわりの椎骨や靭帯が変形するのも、脊柱管自体が狭くなるのも、老化現象のひとつ。なので高齢者になりやすい病気と言えます。

腰部脊柱管狭窄症になりやすい人はこちら。

  • 高齢者(50代以降が多い)
  • 腰を痛めたことがある人
  • 肉体労働をしていた人
  • 腰に負担のかかるスポーツを長年していた人
  • 重たい物を持つことが多い仕事をしていた人
  • 腰を曲げたりひねったり、という動作の多い仕事をしたいた人
  • 運転手、オペレーターなど、長時間座りっぱなしの仕事をしていた人
腰部脊柱管狭窄症の症状
  • 腰痛、腰のハリ、違和感
  • 足がしびれる、痛む
  • まっすぐ立っていたり、腰をうしろに反らすと痛む。前かがみになると楽になる
  • 安静時はなんともないが、歩き始めると足がしびれる
  • 歩くと足が重たい、しびれる、痛む。1分から10分ほど歩くとつらくて歩けなくなる
  • 歩いていてしびれても、前かがみの姿勢で休むと楽になる
  • 歩いていると尿意を感じる
  • 便秘

腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状は 「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」。

歩き始めはさほど痛くなく、少し歩くと痛みやしびれが強くなって歩けなくなる。しゃがめば痛みがおさまってまた歩けるようになる。立った姿勢は脊柱管が狭くなり、前かがみや座った姿勢は脊柱管が広くなるためです。

なお、脊柱管のどの部分が圧迫されるか、によって症状は変わります。

脊柱管の右にある神経根が圧迫されれば、右側の腰や右足にしびれや痛みが出ます。左にある神経根の圧迫なら、症状も左側に出ます。

馬尾(神経のたば)が圧迫されれば、両足に強いしびれやマヒが出る、便や尿が出にくくなる、便や尿を我慢できない、という症状があらわれます。

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3.腰椎すべり症

腰椎すべり症とは、文字通り「腰椎」が「すべる」ことで腰痛などの症状があわられるもの。高齢の女性に多い病気です。

腰椎とは、背骨の下の部分。腰の位置にあたる部分ですね。この部分も「椎骨」と呼ばれる小さな骨が積み重なっています。

その「椎骨」が前にすべって神経を圧迫することで、しびれや痛みの症状があらわるのが「腰椎すべり症」です。

腰椎すべり症の原因

腰椎すべり症のおもな原因はこちら。

  • 筋力の低下(特にお腹のインナーマッスル)
  • 悪い姿勢
  • ハードワーク
  • 負荷の強い運動のしすぎ

年齢をかさねるごとになりやすい傾向があります。

腰椎すべり症の症状

腰椎すべり症は、ギックリ腰のように急に強く痛む、といったことはありません。

腰に少し違和感がある、ちょっと痛む、座りっぱなしだと少ししびれるが体を休めればじきにおさまる、というのが最初の症状。

さほど強い症状ではないので「年だから仕方がないわ」と思いがちで、対応が遅くなる傾向があります。

  • 座っていて立ち上がると腰が痛む
  • 寝返りすると腰が痛む
  • 歩いていたり立ち仕事をしていると、足が痛む、しびれる
  • 間欠性跛行(かんけつせいはこう)(歩いていると足の痛みやしびれが強くなって歩けなくなるが、前かがみや座って休むと痛みがやわらいでまた歩ける)
  • 残尿感、頻尿
  • 便秘

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閉塞性動脈硬化症(ASO)

閉塞性動脈硬化症とは、おもに足の血管の動脈硬化によって、血管が狭くなったり詰まったりするもの。血液の流れが悪くなって、手先や足先へ酸素や栄養が行き渡りにくくなるので、手や足に症状があらわれます。

閉塞性動脈硬化症にかかっている人は、足だけに限らず全身の動脈にも注意が必要です。

閉塞性動脈硬化症の原因

閉塞性動脈硬化症は、50代から60代の男性に多く、「高齢」というのも原因のひとつ。ほかには、喫煙、油や脂肪分の多い食生活など。高血圧、高脂血症、メタボな人は注意が必要です。

閉塞性動脈硬化症の症状
  • 手足が冷える(冷感)
  • 手足がしびれる
  • 足の色が悪い
  • 間欠性跛行(かんけつせいはこう)
  • 安静にしていても手足が痛い
  • 刺すような痛みがいつも続いている
  • 足に治りにくい傷(潰瘍)ができて、壊死(えし)する

初期症状は手足のしびれや冷えや痛み。次いで間欠性跛行(歩き始めると足の痛みやしびれが強くなって歩けなくなり、休みと痛みがやわらいでまた歩ける)の症状があらわれます。

壊死によって足の切断が必要となるなケースは少ないですが、上記の症状を感じた場合は医師の診断を受けましょう。

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バージャー病

バージャー病とは、おもに足の動脈が詰まってしまって、血液の流れが悪くなる病気。重症の場合は、手や足の切断が必要となる病気です。

患者は圧倒的に男性が多く、女性患者の10倍ほど。20代から40代の男性に多く発症します。特定疾患に指定されていて、患者数は全国で1万人ほどです。

バージャー病の原因

バージャー病の原因は明らかになっていません。ただ、患者の9割が喫煙者なので、タバコの影響が大きいと考えられています。

バージャー病の症状
  • 足が冷える
  • 足がしびれる
  • 足の色が悪い(青白い)
  • 間欠性跛行
  • 安静にしていても痛い
  • 治りにくい潰瘍(じゅくじゅくした傷)

初期の症状は足のしびれや冷え。次いで間欠性跛行。さらに進行すると、安静にしていても痛みが消えなくなります

血流障害がひどくなると治りにくい潰瘍(じゅくじゅくした傷)ができて、最悪の場合は壊死による切断手術が必要になることもあります。

糖尿病

糖尿病については説明するまでもないでしょうから、おもな症状のみご紹介します。

糖尿病の症状
  • 激しくのどが渇く、水分を多くとるようになる
  • 尿の量が多い
  • 尿に泡がたつ
  • 食べているのに体重が減る
  • ご飯を食べてもお腹がすく
  • 疲れやすい、だるい、眠たい
  • 手や足がしびれる、ほてる、痛む
  • 足の感覚が鈍くなる
  • 立ちくらみが増える
  • 足がむくむ

手足のしびれや違和感については、片手だけ、片足だけ、というよりも、左右対称に現れることが多いです。

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自律神経の乱れが原因で起こる手足のしびれ

自律神経からくる手足のしびれの原因は、血流の悪化による酸素不足です。

ストレスによって交感神経が刺激されて、筋肉がかたく緊張して流れが悪くなるのが原因。酸素を運ぶ血流が悪くなることで神経が酸素不足になって、手足のしびれが起こるのです。

手足のしびれの原因は筋肉の緊張

手足のしびれの症状

手や足の肌の感覚がにぶくなって「直接触っている気がしない」と感じることがあります。血行不良によって起きるもので、正座でしびれたのに似た感覚です。

このような手足のしびれは自律神経失調症の症状の1つ。逆に、肌が敏感になりすぎて次のように感じることもあります。

  • どこを触ってもヒリヒリする
  • 腕から手にかけて、ビリビリと感じる痛みがある
  • 電気でしびれるような痛みがある

自律神経の乱れが原因である手足のしびれの場合は、ほかにも、偏頭痛微熱が続く・冷えなど、その他の症状を感じる傾向にあります。

また、右手だけ、右足だけ、といった症状ではなく、両方の手や足にしびれを感じたり全身にしびれを感じるというのも、自律神経の乱れからくる手足のしびれの特徴です。

自律神経からくる手足のしびれの解消法

筋肉がかたく緊張して血流が悪くなることで酸素不足になる、というのが手足のしびれの原因。

手足のしびれを解消するには、筋肉をほぐして流れを良くすることも大切。そうすれば酸素も栄養も全身にいきわたるので、手足のしびれなどの不調の解消にもプラスにはたらきます。

手足のしびれの解消には筋肉をゆるめること

手足のしびれに限らず、体をほぐすことはあらゆる不調を解消するポイント。毎日の生活の中で体をほぐすよう心がけたいものです。そこで・・・

自分で体を深くほぐしましょう

マッサージや整体に通うのも効果的ですが、毎日通えるものではありません。ふだんの生活の中で自分でできることを続けるのが一番ではないでしょうか。

ふだんの生活で体をほぐすといえば、お風呂。熱すぎない温度の湯船にゆったりとつかれば、じんわりと体がほぐれていきます。シャワーだけで済ますと交感神経になってしまうので逆効果。湯船にゆったりつかるのがいいですね。

また、ストレッチをしたり、仕事や家事のあいまに首・肩・腕をまわしたり、自分で体をもみほぐしたり。散歩などの軽い運動もおすすめです。

ほかにも、自分でしっかりとほぐす方法もあります。かんたんに、時間もかけずにできるので、ご参考になればうれしいです。

【ご参考】 しっかりほぐれてラクラク♪ 簡単な方法とは? >>

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