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自律神経失調症と似ている病気

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狭心症と自律神経失調症との違いとは?

「胸が痛い」、「胸が苦しい」、と感じると「狭心症なの?」と思う人もいるでしょう。でも実は、自律神経失調症からくる胸痛もあるんです。

自律神経失調症からくる胸痛なのか、狭心症からくる胸痛なのか。症状のあらわれ方や原因など、違いについてわかりやすくお伝えします。

痛み方の違いとは?

自律神経失調症

  • 細い針でちくちく刺されているような痛み
  • 心臓がある左胸のあたりが痛い
  • 手でぐっと痛い部分を押さえると痛みが強くなり、手で優しくなでると痛みが弱まる
  • 痛みはなくても、胸がざわめくように感じる場合もある

狭心症

狭心症の場合の痛みは、「痛い」 という言葉では表現できないような、なんともいえない不快感があります。

  • 心臓をぞうきんのように搾られたような感覚
  • 心臓をぐっと押しつぶされたような感覚
  • 胸が焼けるような、しびれるような痛み
  • 痛みの前兆として、胸全体が熱く感じたり冷たく感じることがある

比較的広い範囲に痛みを感じるのが狭心症の特徴。胸だけでなく、お腹、背中、肩、のどにわたって広く痛むことが多いです。

冷や汗が出るほどに強く痛む場合もあれば、痛むほどではなく違和感を感じる程度の弱い場合もあります。

痛みを感じる時間は短く、数十秒でおさまることもあれば、10分から20分でおさまることもあります。

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痛む場所は胸のどのあたり?

自律神経失調症

1ヶ所が集中して痛みます。心臓の真ん中あたりだったり、左胸の一部だったり。まんべんなく痛い、広い範囲で痛い、ということはほとんどありません。

狭心症

狭心症の胸痛は「ここが痛みます」 とピンポイントで指し示すことができないように、胸からお腹から背中からのどから広い範囲で痛む傾向があります。

表面が痛むのではなく、奥の方が痛いと感じるケースも多くあります。

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症状があらわれる時間帯はいつ?

自律神経失調症

一人でゆっくり安静にしているときなどに起きがちです。テレビを観ているときに、いきなり胸が痛くなることもあります。

また、交感神経が過剰にはたらくことが原因で胸痛が起こるので、ストレスを強く感じている時、不安が大きい時などに起こることもあります。夜間よりは日中に起こりやすい傾向がります。

狭心症

狭心症の胸痛は、体を動かしている時や明け方に起こることが多いです。夜中の2時から5時は体温が下がっている時間。この時間帯に起こることも珍しくありません。

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痛みはどのくらい続くの?

自律神経失調症

数秒のときもあれば、一日じゅう胸の痛みに悩まされることもあります。

狭心症

狭心症の痛みは、5分から10分ほどでおさまることが多いです。数十秒でおさまることもある反面、30分以上も痛みが続くことはまずありません。

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原因は何?

自律神経失調症

ストレスが多く、交感神経と副交感神経のバランスが乱れていることが原因。検査をしても心臓自体には異常はありません。

狭心症のような胸の痛みを感じて、「なにか心臓の病気なのかしら?」と不安を感じると、それがストレスとなってまた症状があらわれて・・・、と胸の症状が続くケースがあります。

狭心症

狭心症は、心臓になにかしらの異常が見つかります。

心臓をとりまいている「冠動脈」という血管があります。冠動脈のはたらきは、心臓に酸素や栄養を届けること。

しかしコレステロールなどによって「冠動脈」の流れが悪くなったり、つまってしまったりすると、心臓に酸素や栄養が届きにくくなります。

この結果、心臓が酸欠状態になって、冠動脈が急激な収縮をすることが原因で、胸痛が起こります。

心臓の異常によるものなので、病院で検査することで原因が判明します。

以上、狭心症との違いについて、いろいろな面からお伝えしました。

もちろん、この内容だけでご自分で判断するのではなく、病院でしっかりと検査してもらうことが大切です。

狭心症からくる胸痛であれば、大事に至らないうちに治療ができますし、自律神経失調症からくる胸痛とわかれば、心臓病の不安から解放されるでしょう。

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自律神経を整える生活

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