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副交感神経を高める方法

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副交感神経を高める食べ物とは?

副交感神経を高める食べ物について紹介します。

食べ物に含まれる栄養による効果もありますが、胃や腸などの消化器官は自律神経がつかさどる場所。緊張が強いと食欲がなくなってご飯ものどを通らなかったり、ホッとしたとたんにお腹がすいたり。密接に関係しているのです。

では、効果的な食べ物とその理由についてお伝えします。

効果的な食べ物、その理由、おすすめの食べ方

にんじん

にんじんにはビタミンA(ベータカロチン)が豊富に含まれています。ビタミンAはストレスを感じた時に分泌される 「副腎ホルモン」 を作り出すために必要となる成分。自律神経失調症の人は強いストレスを感じていることが多いので、ビタミンAの多い食べ物(にんじん以外にもカボチャ、レバー、うなぎなど)を多く食べましょう。

ビタミンAは油と一緒に摂ると吸収率がアップ。油を使って炒め物にしたり、サラダなどにはドレッシングとして油を一緒に摂るといいですね。オリーブオイル、亜麻仁(あまに)油、紫蘇油などがおすすめです。

納豆

納豆に入っているビタミンB1は、イライラを防いだり、集中力を高める作用があります。お米やパンなどの炭水化物をエネルギーに変えるのもビタミンB1のはたらき。ビタミンB1が不足すると、すぐにイライラする、集中力が続かない、異常に眠たくなる、疲れやすい、といった状態に。不足しないように食べ物から摂取しましょう。

ビタミンB1の多い食べ物は、納豆のほかには、豚肉(ヒレ、モモ)、玄米、胚芽精米、大豆、きなこ、うなぎ、たらこなど。ビタミンB1は水に溶けやすくて熱にも弱い栄養素。水に溶け出ても汁ごと食べられる豚汁はおすすめな食べ方です。

また、ニンニク、たまねぎ、長ねぎ、ニラなどに含まれる 「アリシン」 という成分や、レモンなどの柑橘類やトマトに多く含まれる 「クエン酸」 はビタミンB1の吸収を高めてくれる栄養素。これらの食べ物も一緒に食べるようにしましょう。

わかめなどの海藻類

わかめなどの海藻類に多く含まれているカルシウムは、心臓のリズムを調整したり、筋肉へもダイレクトに影響があります。不足すると心臓のリズムに異常が生じたり、手足がしびれたり。よく足がつるという人もカルシウム不足かもしれません。自律神経失調症でない人でもしっかりと摂るべき栄養素ですね。

牛乳やチーズなどの乳製品に含まれるカルシウムは吸収されにくいので、海藻から摂るほうが効率的です。

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大豆製品

大豆製品はマグネシウムが多く含まれている食べ物。マグネシウムはカルシウムの吸収を促進してくれる大切な栄養素なので、大豆製品も摂るように心がけましょう。

大豆製品に含まれているマグネシウムには、カルシウムの吸収を促進する効果以外にも、神経の興奮を静めてくれるはたらきも。さらに、吐き気、異常な眠気、食欲不振などにも効果がありますので、このような症状のある人は積極的に大豆製品を摂るようにしましょう。

マグネシウムの多い食べ物は、大豆製品のほかには、そは、のり、ひじき、わかめ、ごま、緑黄色野菜、魚、干ししいたけなど。お酒をよく飲む人は、マグネシウムが体から排出されがち。食べ物から摂るように気をつけてくださいね。

貝やレバー

貝やレバーに含まれている亜鉛。亜鉛は、脳内にある神経伝達物質を作り出すために必要な栄養素です。亜鉛が不足すると神経伝達物質も不足してくるので、精神が不安定に。亜鉛不足で暴力的になる、という研究結果も出ているほどです。

亜鉛はほかにも、体内酵素を活性化する、体のなかの有害物質を排出する、コラーゲンを作る、シミ・ソバカスを消す、免疫を高める、男性にも女性にも生殖機能を高める、などのはたらきがあります。

亜鉛の多い食べ物は、貝やレバーの他には、うなぎ、牛肉、チーズ、卵黄、大豆、そば、ごま、ナッツ、緑茶、など。クエン酸やビタミンCと一緒に食べると亜鉛の吸収率はアップ。かんきつ類や野菜などと一緒に食べるようにしましょう。

食物繊維の多い食べ物(キノコ類、海藻)

食物繊維の多い食べ物は、腸のなかをゆっくりと進みます。腸のなかを食べ物が進んでいる間は、副交感神経がはたらいて体の回復が進みます。

自律神経失調症の人はストレスの多い生活で交感神経ばかりが活性化していて、副交感神経が十分にはたらけていません。食物繊維の多い食べ物で副交感神経がはたらく時間が増えれば回復も促進されます。

また、食物繊維は腸内細菌(特に善玉菌)のエサ。腸内環境が整えば、栄養は吸収されやすく、老廃物や疲労物質は排出されやすくなります。また免疫アップにもつながります。

キノコ類、海藻、こんにゃく、野菜、納豆、玄米、枝豆、おから、煎茶、紅茶などが食物繊維の多い食べ物。積極的に摂るように心がけましょう。

お酢やからいもの

お酢などの酸っぱいもの、唐辛子などのからいものも効果的。その理由は 「栄養素」 ではなく 「体がイヤがるものだから」 です。

お酢やからいものは、体にとっては実は 「イヤなもの」。

イヤなものが体に入ってくると、「キャー、イヤなものが入ってきたー。早く体から出さなきゃ!」 と反応して、排出作用がはたらきます。排出作用は副交感神経の仕事。つまり、副交感神経がはたらき出して、体の回復が進むのです。

お酢のドリンク、酢の物、おかずにお酢をかける、キムチ、薬味に唐辛子、といったように、お酢やからいものを取り入れてみるのもおすすめです。

以上、効果的な食べ物や食べ方について紹介しました。

効果的とはいえ、これらの食べ物にばかりかたよることなく、バランスよく食べるようにしましょう。また、不規則な時間に食べるのではなく、なるべく決まった時間に食べることも大切。朝ごはんは7時頃に食べる、夕ごはんは午後8時頃に食べるなど、食事の時間をそろえることで、生活のリズムも整えてくださいね。

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