コーヒーが自律神経にあたえる影響とは?

コーヒー

  • 自律神経失調症だけど、コーヒーを飲むのは良くないの?
  • もしもコーヒーを飲んだ場合、どんな影響を受けるの?
  • もしもコーヒーを飲みたい場合、悪影響をできるだけ避けることができる飲み方ってある?

そんな疑問をお持ちではないですか?

そこで、コーヒーは自律神経にどんな影響を与えるのかについて、わかりやすくお伝えします。

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【目次】

コーヒーは自律神経には良くないの?

コーヒー

コーヒーがかならずしも悪い影響をあたえるわけではありません。

ほとんどのコーヒーには『カフェイン』が含まれていますよね?このカフェインが自律神経に対して良くない影響を引き起こすことがあるのです。

ノンカフェインのコーヒーであれば飲んでも悪い影響をあたえることはありません。

  • ノンカフェインのコーヒーも好き
  • 別にノンカフェインでもカフェイン入りでもどちらでも美味しく飲める

というのなら安心してノンカフェインのコーヒーを楽しんでいただければいいと思います。

ただ「ノンカフェインコーヒー」を選ばないかぎりほとんどのコーヒーにはカフェインが含まれていますので、飲む量などを気をつけた方がいいですね。

ではカフェインがどんな悪影響をおよぼすのかについて紹介します。

カフェインがどんな影響をおよぼすの?

カフェインが含まれるコーヒーを飲むのはあまり良くない、とお伝えしました。

ではカフェインが含まれているコーヒーを飲むとどんな悪影響が出てしまうのでしょうか?

交感神経を刺激して興奮状態にさせてしまう

コーヒーに含まれるカフェインによって自律神経の中の「交感神経」が優位になります。

交感神経というのは活動的なはたらきをする神経。活動している時、緊張している時、ストレスを感じているときにはたらく神経です。

自律神経

なので、この交感神経が優位になるということは脳や体がフル回転するということ。しっかりと活動モードになっている状態ですね。

交感神経が高まることによって眠れなくなったり(睡眠をつかさどる副交感神経が弱まるため)イライラしてしまったりします。

気分の浮き沈みが激しくなる

いまひとつ元気が出ない時でも、コーヒーを飲むと一時的に気分が上向くために元気になります。しかしそれはあくまで一時的なもの。カフェインが切れるとプツンと糸が切れたように気分が落ちこみます。

なので、テンションが上がったり下がったりがとても激しくなってしまうのです。

カフェインが自律神経に与える影響についてはこちらでくわしく紹介しています。
カフェインは自律神経にどんな影響が?体に与える影響と対策とは?

では、これらの悪影響をなるべく与えないようなコーヒーの飲み方について、お伝えします。

※参考サイト:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取について
農林水産省「カフェインの過剰摂取について

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悪影響を少なくするコーヒーの飲み方

コーヒーを1日1杯飲む、という程度ならそれほど悪影響はありません。もし、いま1日3杯以上コーヒーを飲んでいるというのなら、その杯数を減らしていくようにしましょう。

でもコーヒーが好きな人に「1日1杯で我慢して!」というのはつらいもの。そこで……

  • 1杯はいつものコーヒー、あと2杯はノンカフェインのコーヒー
  • 2杯はインスタントコーヒー、あと1杯はノンカフェインのコーヒー
  • 浅煎りではなく深煎りのコーヒーを選ぶ
  • 3杯飲むとしても1杯あたりの量を少し減らす

ノンカフェインに切りかえる

コーヒーを飲む時はすべてノンカフェインのコーヒーにするのがベスト。でも無理せず「1日1杯はノンカフェインにしよう」でもよいのではないでしょうか。

無理なくできる範囲でノンカフェインを取り入れてみましょう。

インスタントコーヒーに切りかえる

インスタントコーヒーはレギュラーコーヒーの半分のカフェイン量。

インスタントコーヒーでも美味しく飲めるという方は切りかえてみましょう。

深煎りのコーヒーに切りかえる

焙煎のぐあいでもカフェインの量は変わっていきます。

深く焙煎すればするほどカフェインの量は減っていくので浅煎りよりも深煎りのコーヒーを選ぶのも効果的です。

浅煎りと深煎りとでは味わいがずいぶん違います。深煎りでも、お湯を細く注がずにやや太めに注げば、苦味をおさえたコーヒーが入れられると思います。

1杯の量を減らす

また1杯1杯の量を少し減らしていくのもよい方法。

「180mlではもの足りないけど、200ml飲めば満足!」ということでもないでしょう。マグカップの大きさでなんとなく1杯の量が決まっているのではないでしょうか?

いつもよりすこし小さめのマグカップに変えてみるのもおすすめの方法です。

やはり、一番いいのはすべてノンカフェインのコーヒーに切りかえること。とはいえムリに我慢して切りかえてもストレスになります。

ストレスは自律神経失調症のおおもとの原因。カフェインを減らしてもストレスが増えてしまっては本末転倒。ムリのない方法でカフェインを少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか。

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執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※
執筆者プロフィールはこちら

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