遺伝

コラム

遺伝

トップ > コラム > 遺伝

自律神経失調症は遺伝する?

自律神経失調症は遺伝するのでしょうか?

ご両親やご親戚が自律神経失調症を持っているという方で、ご自身も身体的・精神的な不調を抱えている人は多くいます。

「親が自律神経失調症だから、遺伝して自分にも影響があるのかも。」、「私が自律神経失調症だから、ウチの子に遺伝したりしないかしら。」と心配されている方もいらっしゃるでしょう。

そこで、自律神経失調症というのは遺伝するものなのかどうなのか、についてお伝えしていきます。

スポンサーリンク

【目次】

自律神経失調症は遺伝する?

自律神経失調症の親から子供にダイレクトに遺伝する、というのは今の段階では医学的に証明されていません。

遺伝

ただし、自律神経失調症になりやすい体質や性格が遺伝することはあるでしょう。また、家庭環境が自律神経失調症を引き起こす原因となる場合もありますので、気をつけたいものです。

では、1)なりやすい体質や性格、2)なりやすい家庭環境 について、それぞれくわしく紹介していきます。

なりやすい体質・性格とは?

まずは、自律神経失調症になりやすい体質や性格について説明していきます。

ストレスに弱い

性格的なものは遺伝することがありますよね?親が「ストレスを感じやすい性格」だとそれが子供に遺伝することがあります。

ストレスを感じやすいとそれが自律神経のバランスを崩してしまうので、自律神経のバランスが乱れやすい体質になってしまうことがあるのです。

虚弱体質

「虚弱体質」という体質を遺伝で受け継ぐことがあります。一般的には耐えられるレベルのストレス(精神的・身体的ともに)であっても、虚弱体質の人にとっては体に不調があらわれてしまうのです。自律神経のバランスも不安定になってしまう可能性があります。

いくら食べても太らない(胃下垂)

胃下垂によって胃が圧迫されてしまい、胃が休まらない可能性が出てきます。

自律神経のうちの1つである「副交感神経」が、胃酸の分泌を多くしたり少なくしたり調整をおこなう役割を担っています。胃が圧迫されていることでストレスがたまると、その調整が難しくなってしまうことがあります。

繊細すぎる

過去に起こった出来事なのに思い出すたびに落ち込んでしまったり、ささいな言葉に傷ついてしまう性格が遺伝すると、そうでない人よりもストレスを感じやすくためこみやすくなります。

すると交感神経ばかりが刺激されるので、自律神経のバランスが慢性的に乱れる傾向があります。

周囲の目が気になる

これも『繊細すぎる』性格と共通します。人の目なんて気にならない、自分のことが大好き、という人と比べるといろいろなことでストレスを感じてしまうでしょう。

では次に、「自律神経失調症になりやすい家庭環境」について説明します。

スポンサーリンク

なりやすい家庭環境とは?

食事のバランスが悪い

食事のバランスが悪い環境にあると、だんだんと体の調子が悪くなってしまうことがあります。

遺伝とはすこし違いますが、親、特に母親に好き嫌いがある場合、どうしても嫌いな食べ物を使った料理をしなくなります。

母親が嫌いな食べ物が多ければ多いほど、おのずと料理に使われる食べ物が限られてしまうので、子供が口にする食べ物もかたよっていくでしょう。

また、親に好き嫌いがあると子供に対して「好き嫌いなく食べなさい!」とは言いづらいもの。

親の好き嫌いであったり、嫌いではなくても手間のかかる食材(料理)だからという理由で、食事のバランスが悪くなることもあるので気をつけたいものです。

夜更かし

子供のころから夜ふかしをさせてしまうと、自律神経のひとつ「交感神経」ばかりが活発化しすぎてしまいます。

本当なら、夜は副交感神経が優位になって、脳や体を休めて回復するモードになるはずなのに、夜ふかし型の家庭環境だと、この副交感神経が弱まってしまって脳や体に不調をきたしてしまいます。

遺伝ではないですが、親が夜ふかしだと子供も自然と夜ふかしになりがち。まずは親の生活習慣の見直しから始めましょう。

また今の子供は塾にスポーツにと忙しいもの。夜9時すぎに家に帰ってくる小学生も珍しくないでしょう。それからご飯、お風呂、宿題ではどうしても夜遅くなってしまいます。

宿題は夜やるかわりに朝早く着てやるなど、時間の使い方を工夫してあげてくださいね。

子供の行動を自分に当てはめて制限しようとする

子供は親の影響を1番強く受けてしまうもの。ですから、幼い頃に受けた親からの教育は人格形成に深く関わってきます。

たとえば、「外から帰ってきたら、すぐに手を洗いなさい、服を着替えなさい、靴下を脱ぎなさい。」という親の場合、子供もそうならざるを得ません。どんどん神経質になってしまいます。

すぐに着替えられないとストレスになりますし、友達を家によぶこともできなくなります。

もちろん、子供の身に危険が及ぶ行動や世間一般的に見て非常識な行動を制限するのは構いません。ですが、行き過ぎた行動制限は子供のストレス要因となり、自律神経のバランスが乱れる原因となってしまいます。

泥だらけで帰ってきた子供を叱る親なのか、笑う親なのか、で性格の形成もストレスへの対応能力も大きく変わっていきます。

自律神経を整える方法(食べ物・入浴法・眠り方・運動など)>>

スポンサーリンク

▲このページのTOPへ

▼関連記事