HOME > 自律神経のコラム > エアコン

エアコンの快適な環境が自律神経の乱れの原因に!よい冷暖房とは?

冷え性がつらい。いつも肩がパンパン。なかなか疲れがとれない……

そんなあなた、気軽にエアコンをつけていませんか?

エアコンが自律神経に与える影響は意外と大きいもの。特にお子さんのいる家庭では注意が必要です。

そこで、エアコンが自律神経にどう影響するのか?体のためにはどんな冷暖房がいいのか?わかりやすくお伝えします。

スポンサーリンク

【目次】

エアコンの影響で自律神経のはたらきが低下する

自律神経は体を守って健康を保つはたらきをしています。体温調節も自律神経の大切なはたらきの1つ。

しかし夏も冬もエアコンばかり使ってしまうと、自分の体のチカラで体温調節をしなくても、エアコンが勝手に快適な温度にしてくれますよね?

この結果、自律神経のはたらきが低下してしまうのです。

大人ももちろんですが、特に子供には要注意。自律神経のはたらきが発達しない子供が増えたせいか……

  • 運動して暑くなっても、汗をかけずに顔が真っ赤になるだけ
  • 熱中症になりやすい
  • たちくらみが起こりやすい

といった子供が増えています。

乗り物酔いをする子供は、自律神経が乱れている

乗り物酔いをする子供は、自律神経が乱れている傾向があります。大人でも「子供の頃に乗り物酔いしやすかった人」は同じ傾向があります。

筋肉もきたえなければどんどん衰えていくように、自律神経もきたえなければどんどん衰えていきます。自律神経が弱いと、夏の暑さにも冬の寒さにも弱くなります。

手先が冷える、湯冷めしやすい、寝つきが悪い、というのも自律神経の乱れ。

季節の変わり目に風邪をひきやすいのも、自律神経が弱い人に多いように感じます。

エアコンを無理のない程度でなるべく使わないようにして、暑くなっても汗をかいて体温調節ができる体、寒くなっても筋肉から熱を作り出して全身を温められる体、でいられるように自律神経をきたえていきましょう!

そのためには……

自律神経をきたえる冷暖房のしかたとは?

では、自律神経失調症のはたらきを低下させることなく、きたえてくれる冷暖房とはどのような方法でしょうか?

夏はうちわや扇風機、冬はミニストーブやこたつがおすすめ

うちわや扇風機やこたつやミニストーブ

夏は「うちわ・扇風機・行水(ぎょうずい)」といった方法で涼をとり、冬は「火鉢・ミニストーブ・こたつ」で暖をとりましょう。

エアコンとこれらの冷暖房の方法との大きな違いは「部屋全体を冷やす(暖める)」か「暑い(寒い)体の一部分を冷やす(暖める)」かの違いです。

★ご参考に↓
冷え性の原因となる8つの生活習慣とは?すぐできる改善法も紹介

また、冷暖房の工夫で自律神経をきたえるとともに、食べ物、お風呂の入り方(お湯の温度・湯船につかる時間・いつお風呂に入るのがいいか)、効果的な運動、眠りを深くする方法など、普段の生活でも自律神経のバランスを整える工夫ができます。

そんな毎日の生活の中でできる自律神経を整える方法も紹介していますので、ご参考になさってください。

自律神経を整える方法とは? >>

さて、疲れがとれない、体が重たい、いまひとつ調子が……というあなた、体が固くなっていませんか?

不調を解消するには体をほぐすことが大切!そこですばやく簡単にゆるめる方法をご紹介します。
ゆるめて軽い体になる方法とは? >>

*-*-*-*-*

執筆者
この記事の執筆者:
株式会社ナチュラルハーモニー代表 斉藤豊

1995年から栄養補助食品の販売業務をきっかけに栄養学を学ぶ。以来、健康食品・健康器具など10年の業務経験とともに整体師から自律神経など体のしくみを学び、2006年に健康通販(株)ナチュラルハーモニーを設立。
リラックスジェル「プアーナ」、内科医・医学博士の堀田忠弘先生考案・監修「野菜力で輝け」、医学博士の吉村尚子先生開発の和漢の健康茶「浄活茶」など天然由来100%の健康商品を販売して今年で17年目を迎える。※執筆者プロフィールはこちら

*-*-*-*-*

スポンサーリンク

トップへ